白桃ってどんな桃?

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同じ「白桃」でも見た目が全然違う!

桃にもいろんな種類がありますが、その中でみなさんは「白桃」というとどんな桃を想像しますか?
「えっ?少し皮が赤やピンクがかった色をした桃が白桃でしょ?」と思う方もいらっしゃると思います。もちろんそれも白桃なので正解です。でも白桃と呼ばれている桃の中には、皮が白い桃があるのをご存知でしたか?実は白桃と聞いてピンクの桃が思い浮かぶのは、関東に住んでいる方が多く、岡山県の方達は白桃というと、白い皮の桃を思い浮かべるのだそうです。
「白い皮をした桃があるの?!」
とその存在自体を知らないという方も多いかもしれません。それだけ他の地域、特に関東では白い皮の白桃を目にする機会は少ない桃です。

白桃

白桃が誕生したきっかけ

桃太郎で有名な岡山県ですが、桃も岡山県は有名な産地です。
岡山県で桃作りが盛んになり始めたのは、明治時代前半から。桃作りに適した温暖な気候だったことも大きく影響したようです。それまでは日本には実が小さくて硬い桃しかありませんでした。しかし、中国から上海水蜜桃と天津水蜜桃という品種の桃が日本に入ってきたことで、日本の桃は変化していくことになりました。その後、品種改良が重ねられ、その中で誕生したのが「白桃」。この白桃が現在日本各地で作られている桃のルーツだと言われているのです。

白桃の白さと美味しさの秘密とは?

岡山県で作られている白桃の白い皮の秘密は「袋掛栽培」によるものです。まだ桃の実が青く小さな時期に、手作業でひとつひとつの桃に袋を掛けていくのです。こうすることで、直射日光に当たって実が硬くなってしまうことを防ぎ、害虫からの保護、雨風により実を傷つけてしまわないようにしているのです。直射日光に当たっていない桃は色づかないので、白いまま。そしてそれが白桃のなめらかで上品な甘さの秘密なのです。農家の方達がひとつひとつ丁寧に袋を掛けていき大事に育てられて作られる「白桃」。赤やピンクがかった皮をした白桃もとっても美味しいですが、その現在日本に流通している白桃のルーツともなった「白い白桃」も、ぜひ味わってみてください。