夏野菜の名残を楽しむ《胡瓜編》

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胡瓜にも品種

きゅうりが取れる畑

一概に「胡瓜」と言っても、実は色々あるんです。緑色が濃い胡瓜、白っぽい胡瓜、でこぼこした(切ると断面が星型)胡瓜、イボイボがある胡瓜、イボイボがない胡瓜、様々です。中には10月頃まで採れる品種も。先にご紹介したゴーヤと同じく、緑のカーテンとして胡瓜が活躍しているお宅も少なくないのではないでしょうか。
畑でも作りやすいため、ピークの時期にはたくさんの胡瓜が集まってしまうこともあるのではないでしょうか。朝〇〇さんのお宅から胡瓜をいただいたら、夕方△△さんからいただいて…どうしましょ?そんな時は簡単レシピで大量消費してしまいましょう!

簡単!胡瓜レシピ

きゅうりぶつ切り

名付けて「フリフリキュウリ」。5分でできちゃう超簡単レシピです。これならお料理があまり得意でない方でも大丈夫!しかも、アレンジしやすく、バリエーションもたくさん。「レシピ」というほどの事はありません。丸ごと胡瓜に少々の塩をまぶしてまな板でコロコロ転がし、さっと水で流します。これをぶつ切りに。手を使ってちぎると、味が馴染みやすく、食感も良いのでオススメです。

きゅうり簡単レシピ

これを蓋付きのプラスチック容器またはビニール(ジップ付きだとより良いです。)に入れ、味を加えて振るだけ。簡単です!
私のイチオシは、【生姜・刻みレモン・塩少々・オリーブ油。】レモンと生姜の相性がとても良いのです。オリーブ油をごま油に変えるだけでも、だいぶ違います。飽きたらオイルを変えてみましょう。

【ごま油・塩昆布・ほんのり醤油】
【一味唐辛子・ごま油・生姜・ほんのり醤油】
【伊予柑ジュース・塩・オリーブ油】

キムチ胡瓜

【刻みキムチ・ごま油】
などなどなど…様々なバリエーションが楽しめます。皆さんも、オリジナルフリフリを開発してお楽しみください!

夏野菜は体を冷やす

ゴーヤと同じく、身体を冷やします。これは夏野菜全般に言えることですね。ところが、ゴーヤの栄養価がとても高いのに対し、胡瓜は「最も栄養価の低い野菜」としてギネスブックに載ったほどです。そうは言っても役立たずなわけではありません。身体を冷やしてくれるので夏バテ防止にもなりますし、利尿作用やナトリウムの排出などに優れているのでむくみの解消にもなります。身体を冷やしすぎないよう、食べ過ぎには注意ですが、夏に大量に採れてしまった胡瓜を上記レシピのバリエーションで楽しんで消費してくださいね。