バターナッツかぼちゃを美味しく調理する下ごしらえとは?

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濃厚な味のとりこになる!バターナッツかぼちゃとは?

バターナッツかぼちゃ

バターナッツかぼちゃは、欧米では家庭料理で使われているポピュラーな野菜の一つ。
最近では日本の出荷数も右肩上がりで、野菜売り場でも見かけるようになっています。

ピーナッツやひょうたんと似たバターナッツかぼちゃは、半分に切ると中身は鮮やかオレンジ、種が下部に集まっています。名前の通り、味はバターに似た濃厚な味わいで、糖度の高いかぼちゃとしても知られています。

意外と手間もかからない!美味しく食べる前のバターナッツかぼちゃ下ごしらえ

バターナッツかぼちゃの滑らかな外皮をむくには、最初にかぼちゃの上と下部分を包丁で切り落とし、半分に切ります。その後、バターナッツかぼちゃの果肉の下の部分を片手でつかみ、形に沿ってピーラーを使うと、スピーディーに処理ができます。バターナッツかぼちゃの果肉は粘り気もあり、しっとりしています。そのため、力をあまり入れなくても包丁でスムーズにお好みの大きさに切り分けることができます。

バターナッツ下ごしらえ

調理までの下ごしらえの時間をより短くするなら、切り分けたバターナッツかぼちゃを耐熱容器に入れて600Wの電子レンジで4分半程度加熱します。(※機種や量によって30秒程度調整)

素材の良さを生かすなら洋食で

バターナッツかぼちゃの果肉は他の種類のかぼちゃよりもやわらかく、繊維質も少なめです。また、加熱すると型崩れします。素材の甘さも際立っているので、少ない味付けでおいしく味わるポタージュスープなどの洋食をおすすめします。

バターナッツかぼちゃのポタージュスープの材料
・バターナッツかぼちゃ 1個
・水(鍋にかぼちゃが7割ひたる程度の量)
・コンソメ 小さじ1(※味付け程度)
・牛乳 200〜250g(※目安、お好みで調整可)

バターナッツかぼちゃのポタージュスープのレシピ
1.電子レンジで加熱済の一口大のバターナッツかぼちゃと水を鍋に入れ、コンソメを入れて煮る。
2.バターナッツかぼちゃの形が崩れかけたら火を止め、牛乳を何回かに分けて入れて、沸騰直前まで煮る。
3.粗熱を取ったバターナッツかぼちゃと牛乳をハンドブレンダ―を使って、ペースト状にする。完成。

■補足
・ピーラーでむいた外皮は捨てずに食べやすいサイズに切り分けてオリーブオイルで炒め、塩コショウで味付けをすれば、おつまみとしても活用できます。

バターナッツかぼちゃスープ

バターナッツかぼちゃは風邪予防・免疫力アップ・アンチエイジングなどの効能が見込まれる健康をサポートする野菜です。素材のうまみと栄養がつまったバターナッツかぼちゃで心も体も温めてみてはいかがでしょうか。

(文・写真/Loco共感編集部 小田るみ子)