ブロッコリーの保存は冷凍が便利!

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ブロッコリーを上手に保存して最後まで美味しく

栄養価が高く、見た目にも鮮やかな緑が料理に彩りを添えてくれるブロッコリー。文句なしの素敵な食材なので、できれば頻繁に食卓に出したい食材のひとつです。ちょっとした副菜や、お弁当にも便利。

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ただ、メイン食材というよりは、添え物やサラダ、スープの彩りに…の用途が多いですよね。そのため、一房まるごと調理しても余ってしまうこともしばしば。
上手においしく最後まで頂くには、冷凍ブロッコリーにして活用するのがおすすめ。

冷凍する前に、ブロッコリーを過熱する

便利な冷凍保存ですが、冷凍方法が悪いとせっかくの栄養が失われたり、味わいを損ねたりします。生のまま冷凍してもいいのですが、小房がぽろぽろはずれてしまうので取り扱いにくくなります。

栄養価や味わいを損ねず冷凍保存するには、「短時間に高温で加熱する」のがおすすめ。ブロッコリーを茹でるなら、「塩を一つまみ入れた沸騰したお湯で30秒ほど」、がちょうどよい塩加減。茹でた場合は、ざるに上げたあとしっかりとキッチンタオルなどで水気をふき取ってください。房に水分が残ってしまうと、氷の結晶が大きくなってしまい味わいや栄養を損なう原因になります。

ブロッコリーを茹でる

最もおすすめな加熱方法は「蒸す」こと。
茹でのように栄養素がお湯に溶けだすこともありませんし、高温で加熱できるので栄養素の破壊も最小限です。また、自然に冷ませばキッチンタオルでふき取る手間も不要なので一石二鳥。大きめのせいろなら、1段で一房分蒸せるので大量のブロッコリーにも対応できます。
冷凍保存するときは、普通に蒸して食べるときよりも固めで火からおろすのがポイントです。

ブロッコリーの冷凍保存のコツは、急速冷凍

ブロッコリーの保存

栄養素や味わいを損なわない冷凍保存のポイント2つ目は、「一気に凍らせる」こと。冷蔵庫に急速冷凍機能がついていたら、ぜひそちらをご活用下さい。その機能がなくても、金属製のバットに並べて冷凍庫で冷やすと、普通に冷やすよりも効率よく凍らせることができます。お互いがくっつかないように並べて凍らせると、使う時に便利なのでおススメです。

ジップロックでブロッコリーを保存

金属製のバットがないご家庭や、簡単に済ませたい方はジップロックでもOK。その際、空気を抜いてしまわず、それぞれがくっつかないように冷凍すると扱いやすくておすすめです。
ここまで下ごしらえをしておけば、忙しい時の一品にレンチンしてしょうゆ+おかかの副菜に、お弁当の彩りにと大活躍しますよ。ぜひお試しください。

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