夏休みの自由研究に!ダンボールを使ったコンポストで生ごみについて考える

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生ゴミ減らそう!

いい土作ろう

毎日家庭から出るゴミ。その中でもちょっと厄介なのが生ゴミですね。ペットボトルや紙パックの再利用はできても生ゴミはなかなか・・・。庭や畑があれば土に還すこともできますが、ウチはマンションだし、せいぜいプランターに寄せ植えする程度。そんな方に朗報です!なんと、段ボールを使ってコンポストが作れてしまうんです!家庭から出るゴミの三分の一は生ゴミ。ほんのすこしの工夫で厄介だった生ゴミも宝物に変身。軒下やベランダなどで簡単に土にできてしまうのです。生ゴミを利用した栄養たっぷりの土でプランターによる家庭菜園なんていかがでしょう?夏休みシーズンなので、お子さんと一緒に作って自由研究、なんていうのも良いですね。

まずは生ゴミを減らすことを考えましょう。
コンポストで土に還すのは楽しいですが、その前にそもそも生ゴミを出さないという工夫も必要です。
「買いすぎない」
「食材を隅まで使う」
「食べ物を残さない」
これもとっても大切なことです。

そして、生ゴミの80%は水分だと言われています。水切りを徹底するだけでも、かなりゴミの減量化になります。
「野菜は洗う前に皮むき!」
「野菜くずはざるなどを使って保管」
「三角コーナーはシンクの上に置く」
こうした少しの心がけでゴミは減っていきます。

コンポスト作りを始めるための準備

「冬にみかん箱買いしました!」「田舎からりんご届きました!」という方、ご自宅に段ボールが残っていませんか?厚みのある段ボールでないとうまくいきませんので、果物が入っていた箱などがベストです。なければスーパーなどで聞いてみましょう。その他の材料は、100均やホームセンター揃います。

コンポスト作りに用意するもの

・みかん箱などしっかりと厚みのある段ボール
・毛布用洗濯ネット
・ガムテープ
・新聞紙(二日分くらい)
・腐葉土10L(ホームセンターまたは園芸店で購入できます)
・米ぬか1kg(お米やさん、または無人の精米機などに置いてあることもあります)
・蓋をするための布
・蓋を止めるための紐またはゴム
・土台にするもの(板やペットボトルなど)

段ボールの補強

まず、ダンボールの蓋を立ててガムテープで補強します。この時、持ち手の部分やダンボールの隙間部分をガムテープで塞いでおくと良いです。虫の発生を極力抑えるためです。ダンボールの底に新聞紙を敷きます。風通しを良くするため、箱の下にペットボトルや板などを敷き、土台を作ります。ここまでで下準備完成!

コンポスト作り

実際にコンポストを作ってみる

洗濯ネットに腐葉土と米ぬかを入れます。ダンボールに直接土を入れても良いのですが、ここで洗濯ネットを使うと混ぜやすく、清潔に保てますのでオススメです。
この時、もみ殻くん炭(ホームセンターか園芸屋さんで購入できます)を加えるとより効果的です。
いよいよ生ゴミを投入!
野菜などは細かくしておくと分解しやすいです。最初は300g程度の生ゴミを投入。専用のしゃもじなどを用意してよく混ぜます。土がしっとりする程度の水分が必要です。雨の当たらないところに設置し、1~2日放置。微生物が動き出し、土の温度が上がってきます。ほかほかと暖かくなってきたら大成功!ここに毎日少しずつ生ゴミを加え、よくかき混ぜ、これを繰り返していきます。3ヶ月くらいは同じ堆肥材で使えます。
〔注〕入れてはいけないもの・・・腐ったゴミ、肉の骨、貝殻など

温度計

コンポストは微生物の働きが命です。もし温度が上がらなければ、少し水分や米ぬかを足してよく混ぜてみてください。ほんの少し油分(油粕など)を足してみるとエネルギーが加わります。つまり、水と空気のバランスが大切なのです。匂いが気になる場合は、コーヒーかすや炭などを加えると良いでしょう。コンポストは生き物との共存なので、虫が付くことがあります。アメリカ水虻などの発生を防ぐために、できるだけ穴や隙間はガムテで塞いでおきましょう。コバエやダニは温度を上げることで死滅します。堆肥材をよく混ぜて、微生物の働きを活発にしてあげてください。

さて、ここまでが段ボールコンポストの作り方です。あとは出来上がった堆肥を土に混ぜて、家庭菜園をお楽しみください。プランターでも十分、美味しいお野菜が作れますよ!

さがみはら