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                      <title>rassic｜農を学んで食を知るちょっとおいしいwebマガジン</title>
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                      <description>rassicは農を学んで食を知るちょっとおいしいwebマガジン</description>
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			  <title><![CDATA[「種から国産」・伝統野菜で日本の農業と食文化をつなぐ／愛知・大府市 高木幹夫さん]]></title>
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			  <pubDate>2023-11-30 02:00:31</pubDate>
			  <description><![CDATA[<h2>目指すのは、昔のように伝統野菜が食卓で当たり前に並ぶこと</h2><p class="rassic">近年、愛知県でも地元の伝統野菜をブランド化する取り組みがあり、その中心人物として活動している高木幹夫さん。高木さんは、元JAの職員で、生産から販売までの一貫業務の担当をして、直売所の立ち上げにも携わって統括部長を務められ、現在はあいち在来種保存会の代表として活動しています。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/takagi_1.jpg" alt="宮重大根" /><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/takagi_2.jpg" alt="愛知高木さん" /><p class="rassic">地元の大府市にある畑では、消えつつある愛知生まれの伝統野菜の種を集めて栽培し、形の良いものを選んで残して採種しながら、伝統野菜の復活にも力を入れています。</p><h2>種から国産の野菜づくり</h2><p class="rassic">最近は、地産地消の取り組みの力から生活者の地元の農産物に対する意識が高まり、認知度が高まってきた伝統野菜。そんな伝統野菜の保存活動をしている高木さんには、保存活動以外にもうひとつのこだわりと挑戦があります。それは「種から国産の野菜を増やすこと」。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/takagi_3.jpg" alt="愛知大府市農家" /><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/takagi_4.jpg" alt="青首大根" /><p class="rassic">現在スーパーに並んでいる野菜のほとんどは生活者や生産者の求めから、人の手によって品種改良されたF1品種。現在の日本の食料自給率は約40％と言われている中、種の自給率は更に低い１０％あるかないかというのが現状です。</p><p class="rassic">「現在流通している種の90％近くが外国産。なんらかの理由で種が輸入できなくなったら、日本で野菜は作れなくなってしまう。日本の農業の将来を考えて、種から国産の伝統野菜を守っていきたい」と高木さんは話しています。</p><h2>伝統野菜から学ぶ現代の「食」が持つ問題</h2><p class="rassic">高木さんは、「伝統野菜は野菜本来の姿をしている」と言います。本来の野菜は元々曲がっていたり、甘さがないものや野菜特有の青臭さや苦みが強いものも沢山あります。</p>
 <img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/takagi_5.jpg" alt="木の山五寸人参" /><p class="rassic">以前、高木さんが直売所にいる頃、お客様から「人参が人参くさくて食べられない」とのクレームを頂いた事があったそうです。どの野菜か調べたところ、その野菜は地元の伝統野菜の木の山五寸人参だったとか。伝統野菜は個性が強いものも多いし、甘い野菜は確かに美味しいけれど、野菜本来の土臭さや青臭い野菜の味も知る事も大切だと高木さんは言います。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/takagi_6.jpg" alt="にんじん" /><p class="rassic">それは、味覚が育つから。昔から、五感を使って様々な食材の味を感じとってきたことが、日本人の繊細な味覚が作られた理由のひとつでもあるそうです。そして2013年には和食が無形文化遺産となりました。美味しさも大切ですが、高木さんが言うように、伝統野菜を食べることによって、日本の農業と伝統的食文化、そして本物の和食の味を残し、繋いでいきたいですね。</p><p class="rassic">野菜ソムリエ・ナチュラルフードコーディネーター/桜井さちえ</p><a href="https://rassic.jp/content/9663" class="tirasi">青首大根のルーツと言われる「宮重大根」を求めて</a>]]></description>
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			  <title><![CDATA[青首大根のルーツと言われる「宮重大根」を求めて]]></title>
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			  <pubDate>2021-08-23 09:32:24</pubDate>
			  <description><![CDATA[<h2>宮重大根とは！？</h2><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/miyashige_rutu_1.jpg" alt="青首大根" /><p class="rassic">冬野菜の主役と言えば「大根」大根には１００種類以上の品種があると言われていますが、その中でも主流となって多く出回っているのが青首大根。現在、流通している大根全体の９割を占めていると言われています。根の上の部分が緑色に色付いていて、水分が多くシャキっとしていて甘いのが特徴です。</p><p class="rassic">青首大根には沢山の種類がありますが、実は現在出回っている一般的な大根のほとんどが、愛知県の伝統野菜でもある「宮重大根」をベースに品種改良されたもの。この宮重大根が今の青首大根のルーツになっていると言われています。宮重大根は、昭和の初期頃までは多く栽培されていましたが、その後、白首大根が主流となり一度はその姿が消えてしまった存在。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/miyashige_rutu_2.jpg" alt="大根農家" /><p class="rassic">そんな貴重な宮重大根を大府市で栽培している「あいち在来種保存会」の代表でもあり「種から国産」をテーマに、宮重大根の保存活動を行っている高木幹夫さんの畑へ行き、お話を伺って来ました。</p><a href="https://rassic.jp/content/9679" class="tirasi">「種から国産」・伝統野菜で日本の農業と食文化をつなぐ／愛知・高木幹夫さん</a><h2>栽培が広がり、新たな形で地域に根付く</h2><p class="rassic">宮重大根は、愛知県の春日村宮重(現在は清須市春日宮重町)が発祥の地で、江戸時代から栽培が始まりました。古い書物には宮重大根の名が度々登場していているものも多く、江戸時代のあるお殿様が宮重大根のふろふき大根を食べてその美味しさに魅了され、その後、献上品として納められていたと言われています。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/miyashige_rutu_3.jpg" alt="切干大根" /><p class="rassic">明治の頃には周囲の地域でも栽培されるようになり、みずみずしくて甘く、シャキっとした歯ごたえが良い宮重大根は、当時は皮を剥いて塩をふって食べるのが人気だったとか。又、西から吹く冷たい伊吹おろしが吹き下ろす尾張平野では江戸時代から切干大根の生産も盛んで作られていました。今でも切干大根は尾張の特産品として親しまれています。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/miyashige_rutu_4.jpg" alt="愛知伝統野菜の宮重大根" /><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/miyashige_rutu_5.jpg" alt="宮重大根は青首大根のルーツ" /><p class="rassic">京野菜の聖護院大根も、実は宮重大根がルーツになっていると言われています。文政年間(1816～1830)に尾張から奉納された大根を農家が譲り受けたことがきっかけで栽培が始まったそうです。全く違う姿形に大きな意外性を感じますが、聖護院大根の大きくて丸い形は、根が深く伸びにくい土壌だったという事もあり、太くて短いものを選び続けてきたところ、段々今のような丸い形になっていったと言われています。形は全く似ていませんが、青い淡緑の首の色や、甘くみずみずしく、煮崩れしにくいところなど宮重大根らしさはしっかりと引き継がれています。</p><h2>一度は消えてしまった宮重大根・残った種子で復活を目指す</h2><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/miyashige_rutu_6.jpg" alt="宮重大根を残す" /><p class="rassic">江戸時代からずっと栽培されてきた宮重大根ですが、1945年(昭和２０年)頃、病気や切干し用の需要減少に合わせて少しづつ栽培が減り、残念な事に一度消滅してしまいました。そんな宮重大根をなんとか復活させて残していきたいと、平成４年に「宮重大根純種子保存会」が設立されました。残念ながら、まだ純粋な宮重大根を見る事はできていないそうなのですが、少しづつ昔の宮重大根に近づいています。いつの日か純粋な宮重大根が復活できることを願いながら、そして地域の伝統野菜を残していく為、これからも保存会の皆さんの取り組みは続きます。</p>
<p class="rassic">文・野菜ソムリエ・ナチュラルフードコーディネーター/桜井さちえ</p>]]></description>
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