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                      <title>rassic｜農を学んで食を知るちょっとおいしいwebマガジン</title>
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                      <description>rassicは農を学んで食を知るちょっとおいしいwebマガジン</description>
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			  <title><![CDATA[小豆島の自然に囲まれて、 豚と共生する暮らし／香川県・小豆島町　鈴木 博子さん]]></title>
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			  <pubDate>2020-12-22 09:39:56</pubDate>
			  <description><![CDATA[<h2>セネガルの主婦から小豆島の農園主へ</h2><p class="rassic">鈴木さんは、2014年にご主人の母国であるセネガルから帰国し、鈴木農園を営み始めました。「子どもの頃からおじいちゃんが小豆島で農業をしていて、自然に囲まれた環境にいられることが幸せだったので、私もずっと農業がしたいと思っていたんです」。石川県立農業短期大学を卒業し、家畜に関する基礎知識はあったものの、就農前は専業主婦で経験ゼロからのスタート。養豚農家に相談し、作業も体験しながら、イメージを膨らませていきました。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2021/03/suzu_1.jpg" alt="鈴木博子" /><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2021/03/suzu_2.jpg" alt="鈴木博子" /><p class="rassic">実際に就農して学んだことは、いくら段取りや計画をしても、自然相手では思い通りにいかないということです。「豚が言うことを聞いてくれなくて大変。私たちが毎日山の中を走り回っています」と笑う鈴木さん。今では、「やるべきことをやったら、あとは流れに身を任せています。お肉の注文が少ないときも、ギリギリになってパタパタと入ったりして、最終的にどうにかなるんです」とおおらかに構えています。</p><h2>のんびり自由な養豚に広がる共感の輪</h2><p class="rassic">鈴木農園の豚たちは、豚舎ではなく耕作放棄地だった雑木林で飼われています。餌のほとんどは、島内の農家から出る熟しすぎた野菜や刈り取った草、残飯、素麺くずなどの食品残さ。「人間が食べきれないものを豚が食べて、人間が豚のお肉をいただく。この循環を守りたいですね」。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2021/03/suzu_3.jpg" alt="鈴木博子" /><p class="rassic">山の中で自由に動きまわり、自然の食べ物を食べて過ごす豚たち。運動量が多いため、豚舎で飼われる豚よりも成長がゆっくりなのだそう。その分、出荷できる量も限られてしまいますが、「私は自然の中でくつろいでいる豚を見るのが好きなんです。沖縄の古い本を読んでも、豚は人間の残飯を食べて1年かけて大きくなると書いていました。それが自然の流れなのだと思います」と鈴木さん。</p><p class="rassic">宣伝はとくにせず、SNSで農園での暮らしを発信しているだけですが、どこからか聞きつけた人が鈴木さんの考えに共感して全国から見学に来ます。それは、レストランのシェフや地方に移住して就農したい人などさまざま。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2021/03/suzu_4.jpg" alt="鈴木博子" /><p class="rassic">最近では、小豆島にUターンした人が「鈴木農園の豚で生ハムを作りたい」と、加工・販売をはじめました。「島の魅力を伝えたい、というその人の想いから始まったこと。私もその想いは同じです。農業をやっていると、こういう出会いがあることがうれしいです」。加工品ができたことで、安定した販売も可能になりました。</p><h2>自然を循環させて、より環境にやさしい放牧を</h2><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2021/03/suzu_5.jpg" alt="鈴木博子" /><p class="rassic">その昔は、豚を飼う農家が多かったという小豆島。ところが、においの問題で住宅地との共存が難しくなり、その多くが廃業してしまったそう。「養豚のにおいを隠して、お肉のありがたさや命を感じずに食べていいのかな、と思います。においも含めて地域で受け止めることではないでしょうか。豚を食べてもらうことで、この問題を一緒に考えるきっかけになれば」と鈴木さん。月に2回の販売のたびに、想いをつづったお便りを書き、豚肉と一緒にお客さんに届けています。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2021/03/suzu_6.jpg" alt="鈴木博子" /><p class="rassic">「豚も私たちと同じ命。兄弟ゲンカもするんだよ、うれしいときは尻尾を振るんだよ、と伝えたいですね」。放牧地では、豚が木に体をこすりつけたり地面を踏み固めたりするので、どうしても自然に負荷がかかってしまいます。今後は、「新しい放牧地を探して今の放牧地を休ませ、草木を再生したい。そしてまたその地で豚が草を食べて育つという、より環境にやさしい循環型の放牧養豚を目指しています」と鈴木さん。一緒に農園を営むご主人や、お手伝いをしてくれる3人のお子さんも一緒に、尊い命に日々向き合い、食べ物のありがたさを感じながら自然のままに暮らしています。</p>]]></description>
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			  <title><![CDATA[養豚から牛の肥育、そして繁殖へ。常にチャレンジ／香川・さぬき市　芳竹作知さん]]></title>
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			  <pubDate>2020-02-19 15:56:50</pubDate>
			  <description><![CDATA[<h2>養豚業から牛の肥育へ</h2><p class="rassic">香川県さぬき市でご主人とともに牛の肥育と和牛繁殖を行う芳竹作知さん。芳竹さんは宮崎県で養豚業を営む家に生まれ、中学生の頃には農業に携わりたいと思っていた。といいます。東京農業大学で農業や畜産について学び、卒業後は地元宮崎県で両親と一緒に養豚業に奮闘していました。いつもの日常が一変したきっかけは2010年に宮崎県南部を中心に発生した口蹄疫。芳竹さんの農場にも出荷制限がかかり、厳しい現実に直面しました。そんなとき、大学の同級生だったご主人にも相談しながら、芳竹さんは養豚業を頑張り続けました。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2020/05/kagawa_yoshi_1.jpg" alt="芳竹"/><p class="rassic">その後、ご主人とのつながりが良き縁となり、家族の後押しもあってご主人のいる香川県へ嫁ぐことになります。ご主人の実家は肉牛の肥育が主な仕事。大学卒業後に首都圏で農業に携わりご主人も結婚の１年ほど前にUターン。二人そろって新たなスタートを切りました。</p><h2>肥育から繁殖へ業態をシフト</h2><p class="rassic">あれから、9年。現在、芳竹さん夫婦が力を入れているのは和牛の繁殖。一昨年に二人で人工授精の資格を取り、翌年から実際にはじめました。「自分たちで種付するのはなかなか難しいけど、そこから生まれてくる子は本当にかわいい」と顔をほころばせます。もともと行なってきた肥育は、ご主人のご両親が中心となり続けています。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2020/05/kagawa_yoshi_2.jpg" alt="芳竹"/><p class="rassic">資格を取って新しいことにチャレンジすることに不安はなかったのか尋ねると、「今は子牛の導入コストがとても高いんです。採算を見ていくとこのままでは赤字になってしまう。繁殖で生まれた子牛を育てて出荷すれば飼育のコストは抑えられますし、子牛は収支が安定しやすいですから」とご主人が酪農業界の事情を教えてくれました。「経営的に安定したら、肥育まで考えたい」まずは繁殖して子牛を出荷するのがスタートです。と教えてくれました。</p><p class="rassic">困った時には地域の農業委員の方に相談したり、先輩方にアドバイスをもらえる環境があるそうで、周りの温かさに芳竹さん夫妻のモチベーションは支えられています。</p><h2>母親だからできること</h2><p class="rassic">人工授精から生まれた子牛の担当は芳竹さんです。「食欲旺盛な子にミルクを少し多くあげるとお腹を下してしまったり、それが長引くと食欲不振になったりします。かわいいからってあげすぎちゃいけないんですよ」とまるで自分の子供の面倒を見るように話してくれました。日々の気温やミルクの量一つでは変わってしまう子牛の体調。作業の中でも一番気を使うところなのだそう。二児の母でもある芳竹さんだからできる気配りや観察力があるのでしょう。「僕が気づけないようなことに気づいてくれる。母性や女性の細やかさがなせることなのかなと思います」とご主人も芳竹さんの観察眼を頼りにしています。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2020/05/kagawa_yoshi_3.jpg" alt="芳竹"/><p class="rassic">繁殖に業態変えすると言われた時は不安ばかりだった、と当時を振り返る芳竹さん。「資格試験の勉強できるかな？ 自分たちでちゃんと種付けできるかな？」と次から次へとわいてくる悩みごと。「主人に『やるしかない！』と励まされてなんとかやってこれました」と笑顔を見せます。</p><p class="rassic">これからは食育の機会を作りたい、と今後についても意欲をみせます。「わたしが子供の時には、実際に育てた豚を家族で食べて『おいしいね』と命の大切さを学ぶ機会ありました。だから、自分の子供にも身近に牛がいる環境で『わたしたちが育てている牛だよ』と言って食べてもらいたい」現状では難しくても、将来的に業態を拡大させて肥育までの一貫経営ができれば、それも可能になります。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2020/05/kagawa_yoshi_4.jpg" alt="芳竹"/><p class="rassic">これまでと同じ方法が通用しない、というのはどの業界も共通の課題です。その時の世の中の流れやニーズを読み解いて、アクションを起こさなければいけません。「だから今後も二人で試行錯誤しながら牛飼いを続けていきます」大変なことはたくさんあるけど、動物が好きだからこれからも続けていける。芳竹さん夫妻の愛情を受けた子牛たちが、ここですくすくと育っています。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2020/05/kagawa_yoshi_5.jpg" alt="芳竹"/>]]></description>
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