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                      <title>rassic｜農を学んで食を知るちょっとおいしいwebマガジン</title>
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                      <description>rassicは農を学んで食を知るちょっとおいしいwebマガジン</description>
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			  <title><![CDATA[冬瓜は冬野菜なの夏野菜なの？]]></title>
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			  <pubDate>2025-07-15 04:00:33</pubDate>
			  <description><![CDATA[<h2>冬瓜ってどんな野菜？</h2><p class="rassic">冬瓜は、きゅうりやズッキーニなどと同じウリ科のツル性1年草。一般にウリ科植物の実を指して「ウリ」と呼んでいますが、実は600種類以上もあるといわれています。冬瓜はその中の一種で、原産地はインド・東南アジアなどの熱帯地域。日本へは平安時代に中国を経由して伝わったといわれています。当時の文献「本草和名」に加毛宇利(カウモリ)との記載もあり古くから親しまれていました。果肉はやわらかく淡白な味わいで、煮物や汁物などで食べます。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2023/09/tougan_syun_4.jpg" alt="冬瓜1"/><p class="rassic">冬瓜の主な産地は沖縄県、愛知県、岡山県などがあり、日照りが良く暖かい地域で多く栽培されています。品種としては早生トウガン、小トウガン、長トウガン、在来種、琉球種、台湾種、中国長トウガンなどがありますが、形は品種によって円形から長円筒形などさまざまです。愛知県に古くからある「早生とうがん」は、あいちの伝統野菜にも認定されている冬瓜で、皮が厚く貯蔵性に優れていますが完熟すると表面に白い粉をふくことから敬遠され流通量が少なくなってしまいました。現在、主流となっている品種は皮が青い琉球種。白い粉をふかない品種で1.5〜1.8kgほどの小ぶりですが、食べ切りサイズで使いやすいため人気があります。</p>
<h2>冬瓜の旬は「夏」</h2><p class="rassic">冬瓜は別名「トウガ」「カウモリ」とも呼ばれ、もともと「冬瓜」と音読みした「トウガ」が転じて「とうがん」と呼ばれるようになったといわれています。石川県や富山県では「カモリ」、沖縄県では「シブイ」などとも呼ばれているようです。冬瓜の旬は夏から秋。7〜9月に収穫される夏野菜ですが、漢字では「冬の瓜」と書きます。なぜ「夏瓜」や「秋瓜」ではなく「冬瓜」なのか疑問に思いますよね。じつは名前の由来は、冬瓜が保存性に優れていることにあります。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2023/09/tougan_syun_2.jpg" alt="冬瓜2"/><p class="rassic">冬瓜の皮は固くてキメが細かく水分を失いにくくなっています。そのため夏に収穫しても切らずに冷暗所で保存しておけば冬までもつことからそう呼ばれるようになったといわれています。また、熟すると皮の表面にブルームという白いろう物質の粉が付きますがそれが雪のように見えるから、という説も。丸ごとのままなら長期保存が可能な冬瓜は、冷蔵庫がない時代ではとても重宝されていたようです。栄養面では、胃液の分泌を促し体を冷やす効果があることから夏バテ防止に良いとされ、日本では夏至や冬至に冬瓜を食べる風習があります。</p><h2>冬瓜の花の百ひとつ</h2><p class="rassic">冬瓜の花を見たことはありますか？冬瓜は初夏から夏にかぼちゃの花に似た黄色い５弁の花を咲かせます。この花のことをことわざにした「冬瓜の花の百一つ」という言葉がありますが、たくさん存在するその中で本当に価値のあるものや役に立つものは少ない、はずれることが多くて当たるのが稀、数ばかり多くて役に立つものはない、などの意味を持っています。冬瓜はひとつのツルにたくさんの花をつける特性をもっていますが、その花から実を結ぶのはほんの一部だけなんです。無駄花やアダ花など実を結ばないものがほとんどで、実際に実のなる花は100個にひとつの割合しかありません。ウリ科の雌雄同株の野菜の花はもともと雄花の方が雌花の数倍以上も多く咲き、虫が少ないと受粉がしづらいという特徴があります。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2023/09/tougan_syun_5.jpg" alt="冬瓜3"/><p class="rassic">さらには冬瓜の雌花はきまぐれに突如現れるので受粉のタイミングを逃してしまうと結局結実できずに終わってしまうことも・・・。「親の意見と茄子の花は、千に一つの無駄もない」といわれる茄子とは正反対に、咲く花のほとんどが無駄に終わってしまうという冬瓜の花ですが、1つの実を結ぶために一生懸命たくさんの雄花たちが花を咲かせていると思うと何だか応援したくなりますね。</p><p class="rassic">文・野菜ソムリエ・ナチュラルフードコーディネーター　桜井さちえ</p>
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			  <title><![CDATA[冬瓜の下ごしらえってどうやるの？]]></title>
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			  <pubDate>2023-10-30 03:00:23</pubDate>
			  <description><![CDATA[<h2>冬瓜の下ごしらえの仕方</h2><p class="rassic">冬瓜はくせがなくて淡白な味なので、いろいろな料理に使うことができます。煮ると大根やかぶのようにやわらかくなるので、離乳食初期のお子さんからお年寄りまでおいしく食べることができます。冬瓜は下処理をしてから使うと扱いやすくなり、独特の青臭さも気にならなくなりますよ。</p><h3>①冬瓜を切り分ける</h3><p class="rassic">冬瓜は縦半分に切り、さらに半分(1/4)に切り分けます。立てて切る場合は、両端を少し切り落とすとやりやすくなります。(滑らないように気を付けましょう) 皮を下にしてさらに半分(1/8)に切り分けます。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2023/09/tougansitagosirae_1.jpg" alt="冬瓜切る"/><h3>②ワタを取り除く</h3><p class="rassic">果肉とワタの境目をスプーンですくうようにして取り除きます。スプーンの方がやりやすいですが、包丁でワタの部分をV字に切り取る方法もあります。ワタの付近は、煮ると口当たりが良いですが、煮崩れしやすく形が不揃いになったり、煮汁が濁りやすくなったりします。ワタより下(種がある部分よりも少し深い場所)から取り除くと煮崩れがしにくくなります。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2023/09/tougansitagosirae_2.jpg" alt="冬瓜わた取り"/><h3>③皮を剥く</h3><p class="rassic">皮は包丁やピーラーを使って剥きます。包丁を使う場合は、冬瓜が大きいと剥きづらいのでいくつかに切り分けると剥きやすくなります。輪切りにすると皮の内側に道管という水が通る管がポツポツと見えますが、そのあたりまでを目安に剥きます。</p><p class="rassic">煮込み料理に使う場合は、下ごしらえの時に厚めに皮を剥いておくと食感がやわらかくなり、薄く剥いた場合は皮の下にある太い繊維が煮崩れを防ぎます。日本料理に出てくる翡翠煮(ひすいに)は、冬瓜の皮の薄緑色をあえて残して見せる煮方で少し手間がかかりますが色鮮やかに仕上げることができます。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2023/09/tougansitagosirae_3.jpg" alt="冬瓜皮むき"/><h3>④食べやすい大きさに切る</h3><p class="rassic">料理に合わせて食べやすい大きさに切りましょう。煮物にするなら一口大のサイズに、お味噌汁などの汁物や炒め物であれば１㎝幅くらいの厚さに、酢の物とかなら薄切りや千切りなど切り方も様々です。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2023/09/tougansitagosirae_4.jpg" alt="冬瓜一口サイズ"/><h2>塩ふり・面取り・隠し包丁でもうひと手間</h2><p class="rassic">冬瓜は煮込み料理やスープにぴったりですが、煮るとやわらかくなり煮崩れがしやすい野菜でもあります。</p><p class="point">角があると煮ている時に角同士がぶつかって煮崩れしてしまいますが、包丁で角を薄く面取りすることで煮崩れしにくくすることができます。また、冬瓜は白い部分に比べると緑色の皮に近い部分は道管が通っているため、繊維が多く果肉が硬めです。味が入りにくいので皮を薄く剥いた場合は、外側を重点的に塩をふり揉みこみ緑色の皮側の部分に格子状の切り込みを浅く入れると柔らかく煮れて味も染みやすくなります。</p><p class="rassic">このように切り込みを入れることを隠し包丁といいます。細かい作業で手間がかかりますがやっておくとキレイに仕上げることができます。深く包丁を入れすぎると割れてしまう原因になるので気を付けましょう。</p><h2>冬瓜は下茹でが必要？</h2><p class="rassic">冬瓜はそのまま調理して食べることができますが、下茹でする調理の際に加熱する時間を短縮することができたり、調味料の味が染み込みやすくなります。特に、煮物にするときは茹でてから調理すると青臭さが和らいで淡白な味が引き立ちますよ。また、アクを抜いたり、色を鮮やかにする効果もあります。</p><h3>冬瓜の茹で方</h3><p class="rassic">冬瓜は、たっぷりのお湯で茹でるのがポイントです。そして、角切りにした冬瓜を水から鍋に入れて火にかけます。7～8分ほど茹でて冬瓜が透き通ってきたら竹串を刺して茹で具合をチェックします。冬瓜に竹串がスッと刺さればOK。お湯を切り、ざるにあげて冷ましましょう。粗熱がとれたら下ごしらえは完了です。茹ですぎるとせっかくの色が飛んでしまったり、実が崩れやすくなってしまうので気を付けて下さいね。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2023/09/tougan_sitagosirae_4.jpg" alt="冬瓜下茹で"/><p class="rassic">しっかり味が染みた冬瓜はとってもおいしいですよね。少しだけ手間はかかりますが、冬瓜は丁寧な下ごしらえが大切です。冬瓜は煮るだけでなくサラダにしたり、お肉と一緒に炒めたり様々な料理で楽しむことができます。購入したらこの方法を参考にいろいろアレンジしておいしくいただきましょう。</p><p class="rassic">文・野菜ソムリエ・ナチュラルフードコーディネーター　桜井さちえ</p>]]></description>
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			  <title><![CDATA[冬瓜って栄養あるの？]]></title>
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			  <pubDate>2024-07-01 04:00:28</pubDate>
			  <description><![CDATA[<h2>冬瓜に栄養がないといわれる理由</h2><p class="rassic">煮物や汁物など、冷やしても温めてもおいしくいただける冬瓜は季節を問わず楽しめる野菜です。カロリー(エネルギー量)が低くヘルシーな食材としても知られています。ウリ科の野菜は、水分量が多いために栄養がほとんどないと思われがち。冬瓜も果肉のほとんどが水分でできているのもあって他の野菜に比べると栄養の密度が低いのは確かです。お世辞にも栄養豊富な野菜とはいえませんが、だからといって全く栄養がないわけではありません。栄養価に関してはあまり注目されにくい野菜ですが、冬瓜には体に良い栄養素がちゃんと含まれていますよ。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2023/09/toganeiyo_1.jpg" alt="冬瓜断面"/><h2>冬瓜のカロリーと栄養素</h2><p class="rassic">冬瓜のカロリーは、生の可食部100ｇあたり15kcalと低カロリーの野菜。そのため、ダイエット中の方には是非食べていただきたい食材のひとつ。その他も、炭水化物3.8ｇ、食物繊維1.3ｇ、脂質2.3ｇと少なめです。小ぶりの冬瓜なら丸ごと食べても250～300kcal程度しかないので凄く低カロリーであることが分かると思います。その他、以下の栄養素が冬瓜に含まれています。</p> <h3>カリウム</h3><p class="rassic">栄養成分で比較的多いのはカリウム。カリウムは人の体に必要なミネラルの一種で、余分な塩分を排出して血圧を正常に保つほか、腎臓での老廃物の排泄を促す作用もあるため浮腫みの予防・解消にも効果的です。体を冷やす働きがあるため夏の火照った体も冷ましてくれます。そのほか、細胞内の浸透圧やphバランスを調整したり、神経や筋肉の働きにも関わっています。</p><h3>ビタミンC</h3><p class="rassic">冬瓜は免疫力を上げたり、肌の調子を整えてくれるビタミンCも多く含んでいます。ビタミンCは肌を健やかに保つためのコラーゲン生成に欠かせないビタミンとしても知られていて、ストレスを緩和する効果もあります。ビタミンCがもつ抗酸化作用は、老化の原因となる過酸化脂質の生成を抑えてくれます。</p><h3>食物繊維</h3><p class="rassic">冬瓜には、水に溶ける水溶性食物繊維と溶けない不溶性食物繊維がバランス良く含まれています。どちらかというと不溶性食物繊維の方を多く含み、腸の働きを刺激して蠕動(ぜんどう)運動を活発にするため便秘解消に効果的です。腸内環境を整えてくれるので、健康だけでなくダイエットや美容にも効果が期待できます。</p><h3>サポニン</h3><p class="rassic">冬瓜にはサポニンという成分が含まれています。サポニンは抗酸化作用や免疫向上に効果的な成分で、マメ科の植物などコーヒーや抹茶などのお茶全般に多く含まれている苦み成分。脂肪や糖の吸収を抑えてくれる働きがあり中性脂肪を分解してコレステロールを下げる効果があります。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2023/09/tougan_2.jpg" alt="冬瓜角切り"/><h2>冬瓜の薬膳的効能</h2><p class="rassic">冬瓜は体の熱を冷まして余分な水分を排泄する効果があり、ほてりや浮腫みに効果的な野菜。捨ててしまいがちな皮と種ですが、じつは漢方でも利用されるほど薬効の高い部分なんです。実際に漢方薬として使う場合は他の漢方薬と組み合わせて使うことが多く、単体で使用することはほとんどありませんが、普段捨ててしまう部位なだけに注目したいところです。</p><h3>冬瓜皮(とうがんひ)</h3><p class="rassic">冬瓜の皮は、中薬名で冬瓜皮といい、じつは実よりも強い利尿作用や解毒作用があるため、腎臓病や糖尿病の予防に用いられるなど生薬として使われてきました。水分代謝が悪くなると体内に不要な老廃物などが蓄積されていってしまうため水太りや肌のトラブルにつながってしまいますが、冬瓜皮は水分代謝をサポートする効能があります。</p><h3>冬瓜子(とうがし)</h3><p class="rassic">乾燥した種に便秘解消や利尿、鎮喉作用があるといわれています。また、インドの伝承医学アーユルヴェーダでは「気を降ろす作用がある」といわれ、咳止めや解熱に用いられています。肌を白くなめらかにする効果があり、中国古代では種を美容クリームの原料として使われています。</p><p class="rassic">冬瓜の皮や種は、しっかり火を通せばやわらかくなり食べやすくなります。乾燥させたものをお茶にしたり、皮は細く切ってきんぴらに。ワタや種は一口サイズに切って味噌汁の具としても使えます。ただ、お伝えした通り冬瓜は体を冷やしてしまう効果があるので、寒い時期に食べる時は生姜や唐辛子など体を温める食材も一緒に摂ることをおすすめします。</p><img src="https://rassic.jp/wp/wp-content/uploads/2023/09/tougan_3.jpg" alt="かき揚げ"/><p class="rassic">文・野菜ソムリエ・ナチュラルフードコーディネーター　桜井さちえ</p>]]></description>
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