みかんの皮は漢方薬!?
みかんの皮を乾燥させたものを、陳皮(ちんぴ)呼びます。漢方薬としても用いられて、栄養分だけでは実よりも豊富に含まれています。無農薬で作られたみかんは皮まで食べられる!ということで、みかんジャム作りに挑戦しました。食べごろのみかんを使っておいしく頂きましょう!
皮まで使ったみかんジャムの作り方
【材料】できあがり量200mlひと瓶
- みかん:(果肉)200g
- みかんの皮:50g(半分以下がおすすめ
- 白砂糖:100g
- 好みでブランデー:大さじ1
【作り方】
1、みかんを剥いて、中身と使用する分の皮の重さをはかる。
2、1の重さの30%(好みで20〜40%)の白砂糖をはかる。
3、鍋にみかんと皮、白砂糖を入れ、沸騰させる。
4、水が半分程になったら弱火にし、残りの砂糖を入れ、焦げないように混ぜながら煮る。
5、とろみが出てきたら、出来上がり。
*とろみは自然にでてきます。甘さはお好みで調整してください。
*りんごを入れたらさらに美味しい!
美味しくみかんジャムを仕上げるには皮の使い方がポイント
子どもがみかんの皮をむき、小房を分けている間に、母は皮を刻みます。刻み方に指示はないのでどことなくマーマレードを意識して千切りに。でも、ちょっとごわごわするかも?と思い、みじん切りに変更。計量し煮始めると、小房がやぶれないと果汁がでないことに気付き、鍋の中にキッチンバサミを入れて刻みました。するといい具合に果汁がでてきて鍋の中は美しいオレンジ色。5〜10分でほどよく煮詰まり完成したのですが、ざくざく切った小房の皮が気になったので、ハンディミキサーで少々撹拌。見事、とろりと輝くジャムのできあがり!
さっそくトーストにのっけて頬張ると、「さいこー!」子どもから歓喜の声があがりました。苦みのないマーマレードのよう!マーマレードのように皮をゆでこぼす手間もないので、少量から気軽につくれます。
日本人にとってこんなに身近なみかんがジャムになるなんて…みかんジャムは、あっと言わせるプレゼントにもなりそうです。
※包丁いらずのおやつづくり! 簡単、みかんホットケーキ!も是非!