ブルーベリーのカンタン保存法 、コンフィチュールの作り方

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ブルーベリーの保存法

ブルーベリーの保存におすすめなコンフィチュール

ブルーベリーの旬がやってきました。いよいよ、待ちに待った生ブルーベリーの季節が到来!前回のブルーベリーの冷凍保存法に引き続き、ブルーベリーの旬なおいしさを1年中楽しむかんたんな保存法と、おすすめレシピをご紹介します。

ブルーベリーコンフィチュールの作り方

コンフィチュールというとハードルが高そうですが、要は「甘煮」にして保存すること。ジャムとコンフィチュール、基本的に作り方は同じです。ジャムは「煮て固める」(=粘度が高い)のに対して、コンフィチュールは「保存目的で甘煮にする」(=粘度が低め)のイメージ。ジャムに比べて使用する砂糖の量を少なくして、果実味を楽しみます。

ブルーベリーのコンフィチュール

材料
ブルーベリー 200g
グラニュー糖 60g
レモン汁 適宜

※ブルーベリー:グラニュー糖は10:2~3くらいの目安です。
ブルーベリーは煮る前に一旦冷凍すると、生よりも細胞がこわれてうまみが出やすく、灰汁もでにくいそう。

作り方
1) 鍋にブルーベリーと砂糖を入れ、よく混ぜます。(冷凍したブルーベリーは凍ったまま!)
2) ブルーベリーをつぶしながら、沸騰するまで強火で加熱。沸騰したら、レモン汁を入れ、灰汁を取りつつ焦げないように弱火にして煮詰めます。
3) お好みのとろみがつけば出来上がり。冷めると固まるので、「ちょっとさらさらかな?」くらいで止めてOK。

コンフィチュールのアレンジレシピいろいろ

通常、冷蔵庫で1週間~1か月程度保存できます。もっと長期間保存するのであれば、砂糖を多くして傷みにくくする方法も。その場合は、砂糖をブルーベリーと同量~半量程度にします。砂糖の量はお好みで調整してくださいね。また、ブルーベリーが大量で一気に調理できない場合は、よく洗って水気をふき取った後、グラニュー糖をまぶして保存袋にいれて冷蔵庫へ。まぶした砂糖が霜を防いでくれるので、おいしく保存できます。コンフィチュールを作る時もそのまま煮られるので便利。

コンフィチュール

出来上がったコンフィチュールは、トーストに乗せるもよし、プレーンヨーグルトに入れて頂くもよし!私のイチオシは、クリームチーズとともにクラッカーに乗せていただくこと。ブルーベリーのフレッシュな酸味と甘み、クリームチーズの塩味とまろやかさが溶けあうひとくちはワインにぴったり。ぜひお試しください。