かぶの葉っぱ、どうやって食べてますか?

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葉っぱつきで売られていることが多いかぶ。柔らかく食べやすいので、料理に加えておいしく食べきりましょう。

かぶの保存のポイントは「実と葉を分ける!」

かぶは春と冬の2回旬があり、生でも加熱してもそれぞれのおいしさがあります。小さい子かぶや、まるまると太ったかぶ、大きさによっても料理の幅が広く、やさしい味が子どもから年配の方まで誰にも食べやすい野菜です。

かぶは葉っぱがついて売られていますが、大根の葉っぱと比べて柔らかく食べやすいので、無駄なく味わいたいものです。かぶは買ってきてそのまま保存すると、葉が実の水分を吸い上げようとするため、実と葉を分けて保存するのがポイントです。


切り分けるときのひと手間で見栄えも食感も◎!

かぶの実と葉を切り分けるとき、どのあたりに包丁を入れていますか?茎の付け根のギリギリあたりに包丁を入れると葉がバラバラにならないので扱いやすいという利点があります。

一方、茎の付け根から2〜3センチのあたりで切り分けると、葉はバラバラになりますが、かぶの実に緑色の茎がちょこんとついているのでとってもかわいい姿になります。見た目もかわいらしく、口に入れたときに実と葉の歯応えの違いも楽しめます。

茎の付け根に土が入り込んでいるので、水をためたボウルの中で爪楊枝を使ってちょこちょことかき出すひと手間がかかりますが、余裕のあるときにぜひお試しください。

<かぶのゆかり和え>

くし型に切ったかぶとゆかりをポリ袋に入れてもみ、10分ほどおく。

葉っぱの保存はとりあえず「さっと塩漬け」

切り分けたかぶの葉は、忙しい時には刻んでそのまま冷凍!が便利です。ひと手間かける余裕があるときは、「さっと塩漬け」がおすすめ。ひと束分のかぶの葉を刻んでポリ袋に入れ、塩(小さじ1/2程度)を加えてふり混ぜます。袋の口を縛って15分ほどおき、袋の隅をハサミで切って水気をしぼります。

卵黄といっしょにご飯にのせて醤油をほんの少し!納豆や卵焼きに混ぜるのもおすすめです。かぶの葉に塩気があるので味付けはバランスを見つつ、いろんな料理にプラスすれば無駄なくおいしく食べ切ることができます。

農家さんにたずねる~おいしいかぶの見分け方とは?