長ネギたっぷり。ナスの香味和え

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香味野菜の長ネギをたっぷり使ったナスの香味和えは、いろんな料理と相性抜群の定番料理。段々と朝晩が冷える季節は長ネギをふんだんに使ったレシピで健やかに秋を迎えましょう。

香味野菜ってなに!?

料理の味を引き立てるために風味づけ等に使う香りの高い野菜、「香味野菜」。この香味野菜を使いこなすと、お料理の幅が広がると言われます。香味野菜というと何だか敷居が高い印象ですが、これから旬を迎える長ネギも香味野菜の一つです。

もう迷わない、青ネギと白ネギの違いを再整理。

長ネギ独特の辛みと香りは硫化アリルと呼ばれる成分によるもの。この成分が消化液の分泌を促して食欲を増進し、体温を高める薬効があります。また、長ネギの青い部分に多く含まれるβカロテンは皮膚や粘膜を健康に保ち、体の免疫力を高める効果があると言われています。

長ネギを見分けるコツ

おいしく新鮮な長ネギを見分けるコツは、
・緑の部分、白い部分が濃く鮮やか
・まっすぐであること
・巻きがしっかりしており、重みがあるもの
・緑と白のコントラストがはっきりとしているものが甘い
です。お買い物の際にご参考にされてくださいね。

ネギの見分け方

ナスの香味和えの材料

今回はナスを揚げ焼きにして、ネギをたっぷり一本いただけるレシピをご紹介します。段々と朝晩が冷える季節。長ネギをまるまる一本いただいて、美味しく健やかに秋を迎えましょう。

ナスの香味和えの材料

ナスは縞模様になるように皮をむき水にさらしておく。炒める直前に水を切り、輪切りにします。

合わせたれの材料

ナスの香味和えの下準備のポイント

長ネギは粗みじん切りにする。

簡単にできる長ネギの粗みじん切りをご紹介

とっても簡単なのでお試しください。

長ネギたっぷりナスの香味和えレシピ

1.ナスを炒める

フライパンでゴマ油を熱し、水を切ったナスを加え、表面が少し焦げる程度まで焼く。

2.さらにナスを炒める

ナスをひっくり返し、ゴマ油を足してもう片面も焼く。

3.残りの具材を炒める

表面が焼けたら、長ネギ、しょうが、にんにくを加えてさっと炒める。

4.バットに取り出す

長ネギが少ししんなりしたら平たいバット等にあける。

合わせタレを和える

使用したフライパンはいったん火を止めて、合わせタレを入れて、10秒ほど余熱で煮きり、バットに移したナスにかける。

5.ナスの香味和えの完成

多めに作っておき、作り置き用に保存容器にいれて、3~5日保存可能です。ごはんのお供にはもちろん、お豆腐やうどんに乗せたり、唐揚げに乗せることで、野菜が苦手な子どもたちも食べやすくなります。お好みで色々なものに合わせてみてください。

文 三上優美