農家さん直伝レシピ「たけのこの天ぷら」

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香川の筍農家の臼杵さんおすすめの、たけのこの食べ方が「たけのこの天ぷら」です。香川では下茹でしたたけのこに味付けをして天ぷらにして頂くのが一般的だとか。なるほど納得のおいしさです。

たけのこの旬は4月の中旬

コリコリとした食感、口の中に広がる春の香り。
春の到来を感じるたけのこですが、旬はいつかご存知ですか?たけのこの一番の旬は「4月15日から25日の10日間」と香川県で農業をされている臼杵さんが教えてくれました。4月後半から5月にかけ、温度が20度程度が続いていれば長く収穫できるのですが、温度がすっと高くなってしまう年はたけのこの成長も早く、見た目も味もよくなく、気候は雨が適度に降って乾燥しすぎない状態がたけのこにとってベストだといいます。

今回は、たけのこ料理の中でおススメの一つのたけのこの天ぷらの作り方をご紹介したいと思います。たけのこの天ぷらは、臼杵さんの子どもたちが大好きな料理で、お手伝いで作らせると作ったそばから食べてしまうほど。親子で楽しめるたけのこの天ぷらはどのように作るのでしょうか?

天ぷらの前に、たけのこの下準備

まず、たけのこの下ごしらえをしましょう。

鷹の爪は、えぐみがでた時にまろやかにしてくれる役割があります。

詳しいたけのこのゆで方はこちら!

たけのこの天ぷらの作り方

1.たけのこを煮込んで下味をつける

たけのこの下処理が終わったら、たけのこを煮込んで味をつけます。香川では、煮込んだものを天ぷらにします。

各家庭のなじみの味付けで大丈夫ですが、参考に分量を載せておきます。
気持ち甘めがおススメです。
少したけのこが茶色く色づくくらいで火を止めてください。味をしっかりつけたい場合は、そのまま朝まで鍋に入れておきます。

2.片栗粉をまぶす

味のついたたけのこに片栗粉を軽くまぶします。両面にまぶします。

3.衣を作る

衣を作ります。水と小麦粉を同じ体積分用意します(計量カップで水100ccに対して、小麦粉を100ccのメモリの部分まで入れる)

完全に混ぜないように、軽く混ぜます。タネを入れてつけているうちに混ざっていってしまうからです。

4.天ぷらにする

衣を油に垂らして浮いてくるようになったら、衣をつけたたけのこを入れます。一度沈んで浮き上がってきたら取り出してOKのサインです。油の中に残ってしまった衣はこまめに取り出します。完成です!

たけのこの天ぷらは大人だけでなく子どもにも大人気な料理。これからたけのこが美味しい季節、天ぷらにしてご家族で食べてみてはいかがでしょうか。