桃の皮がつるっと剥ける!「ももの湯むき」のすすめ

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やさしい甘みの桃は、食後のデザートにぴったりです。でも、皮をむくときに実がくずれてしまったり、強く持つと色が変わってしまうほど、とてもデリケートな桃をぷるんときれいに皮をむくことができる湯むきを試してみます。

つるっと剥くには迷わず「湯むき」

桃を選ぶときに考えることといえば・・甘いかな?香りはどうかな?熟してるかな?そして「皮がきれいに剥けそうかな!?」これが意外と重要なポイントだったりしませんか!?

おいしい桃の見分け方と食べごろ

「湯むき」という調理(下準備)方法をご存知でしょうか?トマトの湯むきがポピュラーですが、トマトを熱湯にくぐらせると皮がはじけてつるっと剥ける、そのことを「湯むき」といいます。加熱することでトマトの皮が縮み、耐えられなくなってはじけるため皮が剥けるのです。トマト同様、薄い皮で覆われている桃でも同じことが起きるのです。

鍋に湯を沸かし、ボウルに氷水を用意します。

桃のおしりに包丁で切れ目(十字)を入れます。

鍋に桃を入れて30秒ほど転がします。

切れ目の皮が少し裂けてきたら氷水に取り、手で皮をひっぱります。

硬め&甘みがイマイチの桃は「湯むき」と〇〇で美味しくなあれ!

ちょっと硬めの桃に当たってしまったら、そんな時こそ「湯むき」です。柔らかい桃よりほんの少し長めに加熱すると、するりと皮が剥けるのです。

そして甘みも今ひとつという桃には・・「梅シロップマリネ」がおすすめです!湯むきした桃は食べやすく切って器に入れ、梅シロップをまわしかけて冷蔵庫に保存します。一晩おけばひんやり美味しい桃に!梅の香りが風味の弱い桃を助けてくれるというわけです。

まん丸の桃でなに作ろう!?

こんなにきれいに皮が剥けると、もう一手間かけたくなってしまうもの。半割りにして「桃のコンポート」を作ってみてはいかがでしょう。淡いピンク色のコンポートは空き瓶に詰めて手土産にしても喜ばれるはずです。

桃で作るコンポートは“バラの花型”で見た目も楽しく

また、皮がきれいに剥ければ、おもてなしのオードブルやサラダにも自信を持って挑戦できそうです。とはいえ、やっぱり、せっかくだから・・まずは思い切って丸ごとかぶりついてみては!?