アメリカンチェリーってどんな果物?
今では初夏の果物として定番となったアメリカンチェリー。さくらんぼよりもひとまわり大きくしっかりとした果肉が食べ応えもあり、価格が手頃なのもうれしいところ。カリフォルニア産が5月〜6月下旬、ワシントン・オレゴン産が6月中旬〜7月終わり頃まで出回るため、初夏から夏にかけて長く楽しむことができます。ツヤツヤとした深い赤紫色が美しく、形のかわいさはもちろん、食べやすさも人気の秘訣かもしれません。でも、そのまま食べるだけじゃもったいない!ひと手間加えてデザートタイムを楽しんでみませんか?
アメリカンチェリーの種の取り方
アメリカンチェリーはシロップ漬けや焼き菓子にもよく使われますが、種はどうなっているのでしょう?あれは種抜き専用の道具で種を押し出して取っているのです。家庭で気軽に楽しむならば、専用の道具がなくても大丈夫!アメリカンチェリーは皮に張りがあり、果肉もしっかりしているのできれいに半分に割ることができます。アボカドや桃と同様に、種の周りにぐるりと包丁で切れ目を入れ、手前と奥に向かって逆にひねると、種が片側にくっついてきれいに半分に分かれます。種のない片側だけをシロップ煮に!種がついている方はそのまま口へ放り込み・・食べながら種を残すのがやはり一番カンタンです。半分はシロップ煮、種のある半分はフレッシュで楽しみます。
簡単!レンチン!シロップ煮
材料
- アメリカンチェリー(半割りにしたもの)100g
- 砂糖 30g
- レモン 1/2個
- キルシュ 適宜(あれば)
作り方
1.耐熱容器にアメリカンチェリーと砂糖を入れてまぶし、水分が出るまで30分ほど置く。
2.ふんわりラップをかけて電子レンジ(600W)で1分加熱する。
(耐熱容器が熱くなっているので取り出し注意!)
3.レモンを絞り、お好みでキルシュを加える。
※ふきこぼれやすいので深さのある耐熱容器を使用してください
※冷蔵庫で2週間ほど保存できます
浅く加熱しただけなので果肉の歯応えも、鮮やかなシロップも楽しめます。アイスクリームやヨーグルト、パンケーキに添えたり、シロップを炭酸水で割ったり・・デザートタイムを楽しく彩ってくれます。