「大豆もやし」ってどんな野菜?
「もやし」とは豆類や穀類の種子を暗いところで発芽・成長させたもののこと。一般的に馴染みのある「もやし」は緑豆を発芽させた緑豆もやしです。スーパーによっては、緑豆もやしに並んで、少し細めのもやしを見かけることも。細めのもやしは、ブラックマッペと呼ばれる黒豆を発芽させたもので、西日本に多く流通しています。そして、黄色い豆がついたもやしは「大豆もやし」です。大豆を発芽させたもので、「小大豆もやし」とか「子大豆もやし」などの名前で売られています。
カンタン!大豆もやしの下ごしらえ
小粒な緑豆とは違い、大豆が原料の大豆もやしには硬い豆の部分がついています。豆の部分をしっかり加熱する必要があり、茹でるか、電子レンジで加熱するのが一般的です。いずれも加熱後は、水っぽくならないよう、水に取らずザルにあげて冷まします。
茹でる
少ない水で蒸し茹でにしたいのでフライパンがおすすめです。フライパンに大豆もやし(1袋)と半分浸かる程度(2カップくらい)の水を入れて火にかけます。沸騰したらそのまま5分ほど茹でます。
レンジ加熱
耐熱容器に大豆もやしを広げ(ラップ不要)、600wの電子レンジで 5〜6分加熱します。
近頃は、大豆もやしのパッケージそのままでレンジ加熱できる商品も増えてきています。パッケージの表示を確認して加熱してください。
大豆もやしで定番&時短料理
大豆もやしのナムル
大豆もやしを使った料理の定番ナムル。加熱して熱いうちに調味料であえて馴染ませます。
【分量】
・大豆もやし 1袋
・白ごま 大さじ1(すり鉢で擦るorすりごまを使用)
・ニンニク 1/2かけ(すりおろす)
・塩 小さじ1弱
・ごま油 大さじ1
大豆もやしごはん
茹でる手間なし!炊き込みご飯もおすすめです。洗った米、大豆もやし、挽き肉、焼肉のタレと水(少なめ)を炊飯器に入れて炊くだけ!キムチと青ネギを添えます。
【分量】
・米 2合
・大豆もやし 1袋
・合い挽き肉 200g
・焼肉のたれ 大さじ3
・キムチ 適量
・青ネギ 適量
大豆もやしはタンパク質や大豆イソフラボンなど優れた栄養素をもち、価格も安定、調理も手軽にできるので、ぜひ大豆もやしを日々の食卓に!
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