収穫したての生落花生は、絶品茹で落花生に!
収穫時期が9月下旬〜10月の落花生。収穫された落花生は乾燥され、煎り落花生として市場に出ます。一般的に市場に出ているのが煎り落花生ですが、収穫時期に食べるなら、茹で落花生もオススメです。掘り立ての生落花生はホクホクでまるで栗のようです。掘り立ての落花生を塩ゆでにして食べるのは絶品ですよ!
茹で落花生の作り方を調べてみると、
- 茹でる前に水に浸す
- 茹でた後、そのまま蒸らす
というコツが出てきます。
ただ、作り方もいろいろあり水に浸さなかったり、蒸らさなかったりします。
茹でる前に水に浸しておいたり、茹でた後に蒸らすと出来上がりにどう影響するのでしょうか?
また、鍋の場合と圧力鍋の場合も検証して見ました。
基本の茹で方〜アレンジした茹で方での比較
まず、茹で方です。
- 落花生
- 水に対して塩3%
A:鍋で茹でる場合
1.落花生を水洗いし、水に30分浸す
2.生落花生から3〜5cmかぶるくらいの水を入れ、浮いてこないように落し蓋などをします。
3.沸騰したら中火で20分茹でます。
4.火を止め、一つ取りだし、芯が残ってなければそのまま10分蒸したら完成です。
B:圧力鍋で茹でる場合
1.落花生を水洗いし、水に30分浸す
2.落花生から3〜5cmかぶるくらいの水を入れ、浮いてこないように落し蓋などをします。
3.沸騰したら中火で10分茹でます。
4.火を止め、圧を抜きながら10分ほど蒸らせば完成です。
この作り方を基本に(鍋で作った場合)、
- ①水に浸しあり、茹で、蒸すもの
- ②水に浸しあり、茹で、蒸らしなし
- ③水に浸しなし、茹で、蒸すもの
- ④水に浸しなし、茹で、蒸らしなし
をそれぞれ作って食べてみました。
①、③の浸しありと浸しなしを比べてみると、わずかながら水に浸していた方が柔らかさと塩味の染み込みを感じました。
①、②の蒸らしあり蒸らしなしを比べてみると、蒸らしなしと比べて蒸らしありの方は塩味がしっかり中まで染み、柔らかい食感でした。
一番柔らかく、味がしみていたのは
比べた結果、浸して蒸らしたものが一番柔らかく、美味しく感じました。
ただ、水の浸しに関しては、もし時短で作りたい方は省いてしまっても大丈夫かもしれません。蒸らしは味に大きく影響が出ますので、こちらは省かない方がいいでしょう。
いかがでしたか?旬な時期に生落花生で作る茹で落花生、美味しく食べてくださいね!
文・写真 ひださとこ