きのこは健康応援食材!
「きのこ」と聞いてどのきのこを思い浮かべますか?しいたけ、エリンギ、しめじ、舞茸、マッシュルーム、なめこ・・食卓にのぼるきのこの種類は実に豊富です。味や香り、食感の違いもそれぞれで、料理によって使い分けている方も多いのではないでしょうか。
きのこは食物繊維を多く含むため、腸内環境の改善に役立つほか、よく咀嚼することで満足感を得られるというメリットもあります。また、種類によりそれぞれのきのこが持つ栄養素が異なり、しめじは血圧抑制やむくみ解消に役立つカリウムを豊富に含みます。しいたけやエリンギに多く含まれるビタミンDがカルシウムの吸収率を高めてくれるなど、きのこは私たちにとって健康応援食材なのです。
おすすめの保存方法
店頭に並ぶ多くのきのこは屋内で生産され、天候に左右されないため、野菜不足のときにはスーパーにきのこの特売コーナーができると言われているように、まとめ買いしやすい食材です。ついついまとめ買いしたきのこがいつの間にか冷蔵庫で湿っぽく、しぼんだ姿で発見されたことはありませんか?
そんなときにおすすめなのは「冷凍保存」です。きのこは水で洗わず、表面が汚れていたら濡らしたペーパータオルで拭き取る程度でOK。石づきを取って、食べやすい大きさに切り、冷凍保存用袋に入れて冷凍します。(ひと月ほど冷凍保存可能)
手軽に使える「ミックスきのこ」
種類別に保存するよりもきのこを混ぜ合わせて「ミックスきのこ」にしておくとさらに便利です。
数種のきのこが混ざることで、見た目はもちろん食感や味が複雑になります。忙しいときに数種類のきのこを袋から出して切る手間もありません。例えば「きのことベーコンのオープンオムレツ」。フライパンにオリーブ油を熱し、キッチンバサミで切ったベーコンと「ミックスきのこ」を冷凍のまま加えて炒めます。塩・コショウで味をつけ、溶き卵をまわしかけたらバジルを散らし、フタをして半熟に仕上げます。包丁いらずの一品があっという間にできあがり!