夏の果物 パイナップル
パイナップルは熱帯や亜熱帯地域のような温かい気候を好むため、日本では沖縄県などで栽培されています。私たちが購入しているほとんどのパイナップルは海外から輸入されているため、比較的年中パイナップルを食べることができますが、パイナップルの旬は夏。
この時期のパイナップルが一番甘くてジューシーになる、美味しい季節なのです。パイナップルは追熟しないので、完熟の状態で収穫されていますので、購入したら比較的早めに食べるのがオススメです。
パイナップルは夏バテにも効果を発揮
季節に収穫される野菜や果物には、その季節に必要な栄養が多く含まれていると昔からいわれますが、パイナップルにはビタミンC、ビタミンB1、クエン酸などの疲労回復や夏バテ予防に効果がある成分が含まれています。
また、食物繊維も豊富なので腸内を整える栄養バランスの良い果物の1つです。そんな栄養バランスの良いパイナップルを丸ごと使って、家族が楽しく食べられるように、パイナップルボートや、100%パイナップルアイスバーを作ってみます!
パイナップルの食べ方
1.シンプルに皮を切り取り食べる方法
①葉と下の部分を切る
まずはじめに葉と底の部分を切り取ります
②皮を包丁でむく。パイナップルの実のカーブに合わせて、0.8cmほどの幅で包丁を動かすことで簡単に皮と実の間を切ることができます。節が残る場合は1.0cmほどで切ります。
③出来上がり
一口サイズにカットしてそのままいただきます。
2.100%パイナップルアイスバー作り方
①長さ7~8cmほどにカットしたパイナップルに割りばしをさします。
②パイナップルは冷凍すると、実と実がくっついてしまいますので、ラップをしてから、保冷用のビニールに入れて、冷凍庫で1日冷凍すれば、甘くて冷たい夏のおやつが簡単に出来上がります。
3.パイナップルボートの作り方
パイナップルを器にして、果物を飾り付けるパイナップルボートを作ってみます。
①パイナップルを半分に切り、実をくり抜く部分に切り込みを入れます。パイナップルを横に寝かせて、お尻の部分から包丁で半分に切ります。パイナップルは中央にある芯がかたいので、後ろ3分の1ぐらいをはじめに切ってから、中央、前3分の1と3段階にわけると切りやすいです。半分にした実の端をすこし残しながら、切取り部分をペティナイフなどの小型のナイフを使って底まで切れないようにナイフを入れます。このとき、葉の部分をポイントに残したいため、葉の根元が外れないように、切込みを入れる位置を決めます。
②パイナップルの芯の端に切り込みを入れる。
中央にある芯の部分はすこし他の部分より色が白いので、白い部分を目安に切り込みを入れます。あとは食べやすい大きさになるように、反対方向にも切り込みを入れ、実を取り出します。ナイフを斜めに入れながら、ひと口サイズを意識して、切り取るように実を外します。半分ほど実を外したら、いったん平たいスプーンなどで底の部分を整えます。
③パイナップルボートの出来上がり
実を取り出したら完成です。パイナップル以外にも、キウイ、バナナ、りんご、柑橘などいろいろな果物をカットして入れると、色鮮やかになりますのでぜひ試してみてください。
夏バテや肌荒れに!身体が喜ぶパイナップルの栄養の秘密