パイナップル、どんな栄養がある?
パイナップル、お好きですか?甘酸っぱい果汁が口の中にいっぱいに広がるパイナップル。
子供から大人まで幅広く人気がありますね。そんなパイナップルですが、クエン酸、食物繊維、ビタミンB1・C、プロメリン・・・たくさんの栄養素がギュッと詰まっています。
では、どのような効果が期待できるのでしょうか?
夏バテ防止、胃腸の消化や体の新陳代謝を助けてくれる
①クエン酸で熱中症や夏バテ防止に!
クエン酸は、酸っぱさを感じる酸味の成分です。クエン酸を多く含む食べ物として上げられるのは、レモンや梅、グレープフルーツといったものたちです。体の調子を整えてくれる効果があり、熱中症や夏バテなどの改善が期待できます。
②ブロメリンでお肉料理の消化を助ける!
ブロメリンとは、タンパク質分解酵素のことです。タンパク質を分解してくれるので、お肉料理と一緒に使ったり、食後に食べたりすることで胃もたれ防止になります。酢豚だったり、カレーに入ってたりするのもこの理由です。ただ、熱に弱いので缶詰のものは効果は期待できません。料理に生のものを入れる時も、一番最後に入れるなどして工夫するといいでしょう。
③ビタミンB1・Cで肌荒れ防止や新陳代謝を活発に!
ビタミンB1は、皮膚や粘膜の健康維持を助けてくれます。豚肉、レバーやぬかや胚芽などに多く含まれています。
ビタミンCは、皮膚や骨、血管に多く含まれるコラーゲン繊維を作るのに必要な栄養素です。そして体の酸化を防いでくれます。みかんやいちご、ブロッコリーやホウレンソウなどに多く含まれています。
美容にいいという理由はこのようなところから言われているのかもしれませんね。
栄養素を効率よく摂取できる生のものを食べよう
いかがでしたか?パイナップルには沢山の栄養素が入っていますね。日焼けによる肌荒れや、暑さによる胃腸の不調もパイナップルを食べれば予防や改善に繋がる可能性があります。美味しく、体調の回復もできるとは嬉しいですね。パイナップルの栄養を存分に頂くには、缶詰ではなく栄養がそのまま摂取できる、生のものを食べることをお勧めします。
パイナップルを食べて残暑も乗り切りましょう!
文・写真 ひださとこ
熟し具合によって変える!パイナップルの実の切り方