「ザクロ」ってどんな果物?
ザクロと聞いてどんな果物か思い浮かびますか?秋から冬にかけて出回るものの、なじみが薄いので姿をイメージできない人もいるかもしれません。日本では庭に植えられ観賞用として愛でることが多く、世代によっては子どもの頃は庭のザクロをとって食べていたという話を聞くことも。硬い皮に覆われ、割ってみると中には紅色の粒がぎっしり詰まっています。
栄養面も優れているため、漢方にも使われ、世界中で広く食べられています。甘酸っぱくておいしいけれど、硬い皮が剥きにくいだけでなく、実の一粒ずつに種があって食べにくいのが難点。一部は粒のまま味わって、残りはジュースにするのがおすすめです。
ザクロジュースの作り方
2.洗ってザルにあげる。
3.ハンディミキサーで撹拌する。
4.ザルで種を濾す。
ザクロの果汁アレンジいろいろ
ハンディミキサーで撹拌するときは果汁が飛び散るので深い容器を用意し、くれぐれも果汁のハネに気をつけて撹拌しましょう。できあがったザクロの果汁はまずはそのまま味見をし、甘みが足りないときは、砂糖や蜂蜜を加えます。紅色の濃い果汁は甘酸っぱくてとてもおいしいです。ザクロの大きさにもよりますが、ひとつのザクロからとれる果汁はグラスに1杯程度。(写真参照)
貴重な果汁はしっかり甘味をつけてシロップを作り、水やソーダで割れば淡いピンク色のジュースになって、量もたっぷり楽しめます。オレンジジュースとザクロの果汁を合わせるのもおすすめです。
粒のままサラダに散らすこともよくありますが、コクのある甘酸っぱさがザクロの魅力なので、ザクロの果汁に玉ねぎのすりおろしやオリーブオイル、塩こしょうなどを加えてよく混ぜればドレッシングにもなります。生のザクロを見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。ホームパーティーなどで割りほぐすところから手がけると、色の鮮やかさだけでなく珍しい作業工程にもテーブルが賑わうこと間違いなしです。