みかん品種学<春編>せとか、はるみ..春に登場するみかんの代表品種

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春のみかんたち

今日はとても暖かな一日でした。花粉に悩まされる時期でもありますが、少し暖かい風が吹くと、春の賑やかなみかんたちのことを思います。
そうです。
「みかんは冬!」と思いがちですが、掛け合わせの品種はまさに「春のみかん祭」!ここ数年の柑橘ブームで、春の品種もお茶の間に顔を出すようになって来ました。

え?春のみかんをご存知ない・・・??そんなあなたの為に、花開くように次々と登場する春の柑橘をご紹介します。

せとか、はるみ..春に登場するみかんの代表品種

せとか

最近、せとかブームが来てますね!デパートなどで買うと、一つ500円くらいしたりします。一袋ではなく「一つ」で、500円です…。高い!!でも、美味しい!!
そんなせとかが今大人気。皮が薄く、じょうのう(薄皮)とぴったり貼り付いているので、手で剥くのは少し困難ですが、手でも剥けます。面倒な方はナイフカットで。
この大人気のせとか、実はとても複雑な掛け合わせで作られています。清見オレンジに、アンコール(アメリカ生まれの高級柑橘)を掛け合わせ、更にマーコット(やはりアメリカのオレンジ種)を掛け合わせて作られました。味は、とにかく濃厚な甘味と爽やかなオレンジの香り。食感は繊細で、文句無しの「優等生」と言った感じです。


はるみ

知る人ぞ知る、はるみちゃんファンは結構いるんです!平成っ子はるみちゃん。春柑橘の母、清見オレンジと、ポンカンの掛け合わせ。とにかく、食べた人の反応は「美味しい~~~♡」果肉の粒がしっかりしていて食感があり、噛むとじゅわーっと果汁がたっぷり!手で剥けるので、お手軽。お弁当にひとつ乗っけて行くのも良いですね。

「はるみ」という名のみかんで春が来た!

はるか

来ました、ツンデレちゃん。
見た目レモンのような淡い黄色で、第一印象は「酸っぱそう・・・。」けれど柑橘の中でも一番と言っていい程、酸味はありません。優しい甘さに、思わず目をつぶってうっとりしてしまいます。はるかは、日向夏を種から育てたもの。見た目はとても良く似ています。けれど。日向夏は酸味もしっかりとした品種なのに、はるかは全く酸味がない。まさに、ツンデレみかんなのです。

見た目は酸っぱそう?春のみかん「はるか」

不知火

春みかんの品種

「デコポン」の名前で親しまれている柑橘ですが、実は本当の名前は不知火といいます。最近人気急上昇の不知火。実は、はるみと同じく、清見オレンジと、ポンカンの掛け合わせなのです。親が同じなのに全く違う品種ができるって不思議ですね~。でも、人間も、同じ両親から全く性格の違う兄弟が生まれたりもしますから、そういうこともあるのでしょうね(笑)とっても優しく包容力のある甘さ。酸味は少なく、ほんおりさわやかなオレンジの香りが絶妙です。皮は比較的厚めですが、手で剥くことも出来、じょうのう(薄皮)もやわらかいので、ナイフを使わずに食べることが出来ます。とにかくジューシーで凝縮された美味しさ!これは間違いなく美味しく食べられる柑橘です。

デコポンと不知火ってどう違うの?

まだまだ続く春みかん

今回ご紹介した品種は人気者ばかりですが、実はほんの一部。にぎやかな春の柑橘シーズン、ぜひ色々食べ比べてお楽しみ下さい!
桜の咲く、その先まで、まだまだ春の柑橘をご紹介して参ります。

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