伊予柑捨てるとこナシ!
実を食べるのはもちろんのこと、前回伊予柑ポン酢をご紹介したように、果汁も色々使えます。そして、厚みのある皮もとても香りが良いので、様々な使い道があります。簡単なものでは、皮を細かく刻んだり、表面をちょっと削ったりして、クリームパスタのトッピングや、うどんや蕎麦などの薬味として使うなど、ちょっとしたお料理のアクセントにもなります。刻んで冷凍しておけば、長く使えますので、皮を捨てずに一手間仕込んでおくと通年で伊予柑を楽しむことも出来ます。そして、おやつにも変身!無農薬、減農薬の伊予柑が手に入ったら、ぜひピールを作ってみて下さい。
伊予柑でピールを作ってみよう
大人のおやつ、ピールを作ってみましょう!
ちょっと手間がかかりますが、他の柑橘にはない香りの良さ、ほんのり苦い味がクセになります。
材料:
伊予柑の皮・伊予柑の皮の重量の半分くらいのお砂糖・トッピング用グラニュー糖
作り方:
・伊予柑の皮を剥き、5mm~1cmくらいの太さ、長さは5cm程度に揃えて切ります。
・一晩、水にさらしておきます。
・たっぷりの水で刻んだ皮を茹でます。5分程度煮たら、ざるにあけます。この茹でこぼしを三回繰り返します。手間ですが、この行程を怠らずにやると、余計な苦みがなく、美味しく仕上がります。
・三回茹でこぼしたらざるにあけ、水気を切ります。
・お鍋に茹でたピールとお砂糖の半分を入れ、よく混ぜます。ここに多めのお水を加え、じっくり弱火で煮詰めて行きます。
・お水が少なくなり、皮が透きとおってきたら、残りのお砂糖を入れて更に弱火で煮詰めます。
・水気がなくなって来たら火を止め、クッキングシートの上に、ピールどうしがくっつかないように気をつけながら並べます。
・丸一日、風通しの良いところで干します。つまんでもピンとたった状態にまで乾いたら完成。
・ビニール袋にグラニュー糖を入れ、そこにピールをいれてまぶします。
贈り物にも!伊予柑ピール
さて、ここまでは普通なのですが、これにビターチョコをコーティングしてみましょう。チョコをコーティングする場合はグラニュー糖はまぶしません。ビターチョコを湯煎で溶かし、ピールを1cmくらい残して(ポッキーのように、持ち手になる部分です。)チョコレートをコーティングしていきます。まぶしたら、クッキングシートに並べ、冷蔵庫で冷やします。
なんと、このピールチョコ、ウィスキーなどの洋酒や泡盛など、香りの強いお酒のおつまみにもぴったりなんです!ぜひお試し下さい!