みかんを使った冬の健康新提案
寒くなってきて、こたつでみかんが似合う季節がやってきました。普通に食べても美味しいですが、あったか美味しい「みかんのお味噌汁」をご紹介します。みかんを味噌汁にするなんて….ご不安に思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、ご安心ください。ちゃんと美味しく仕上げますよ~。
みかんを使ったお味噌汁の作り方
みかんを使ったお味噌汁の材料
みかん 1個
だし汁 500cc
味噌 40g(お好みやお味噌の種類で加減してください)
白菜 3枚
しめじ 50g
ねぎ 少々
みかんを使ったお味噌汁の作り方
1.みかんの皮をみかん半分そぎ切りにします。このときできるだけ、白い部分を切らないように皮の表面だけをそぎます。そぎ終わったら半分に切って、絞ってジュースに。そいだ皮は細くきざみます。
2.白菜・シメジを食べやすい大きさに切り、だし汁で煮ます。
3.野菜に火が通ったら、お味噌と1で作ったみかんジュースを入れて一煮立ち。ネギとミカンの皮をちらしてできあがり。
陳皮とはみかんの皮のこと
みかんもゆずやかぼすなどと一緒の柑橘類なので、甘みよりもほのかな酸味と香りを楽しむ一品です。皮を利用する場合は、ワックスがけされているものもあるので、しっかりと洗ってから使ってください。みかんの果汁にはビタミンや抗酸化作用や骨を強くするカロチノイドなどが含まれてます。また、みかんの皮はポリフェノーが多く含まれ、“陳皮”という名で漢方薬になっているほど、栄養価が高く、体を温めたり、風邪予防、発熱時の解熱作用などの効果が期待できます。風邪が流行る季節にもぴったりですね。
みかんのお味噌汁を作る中で、使わなかった皮もそいでおいて、ざるに乗せて乾燥させ、蜂蜜と合わせてホット陳皮茶などにしても。冬でしたら室内においておくだけで乾燥します。
しぼって残った袋にも粘膜などを強くするペクチノイドがたくさん含まれているので、私は捨てずに食べちゃいます。冬にぴったりな栄養素を含むみかんを余すところなく使ったみかんのお味噌汁。ぜひご家庭の定番メニューに加えてくださいね。