カボチャは丸のままがお得で長持ち!
近頃は地場野菜のコーナーがあるスーパーが増えています。スーパーの野菜売り場に並ぶかぼちゃは1/4サイズに切られたものがほとんどですが、地場野菜コーナーには丸のままのかぼちゃが出ていることがあります。また、旅先で立ち寄る「道の駅」でもよく目にします。丸のままのかぼちゃは、保存性が高く1〜2ヶ月ほど常温で保存できます。カットしたものよりも割安のことが多いですし、保存がきくので、丸のままのかぼちゃを見つけたら、ぜひ手にとってみてください。
丸ごとカボチャの切り方
丸ごとでは切るのが大変!と思われるかもしれません。そんなときは電子レンジを活用します。丸ごと電子レンジで1〜2分加熱します。(大きい場合は2〜3分)取り出したら、ヘタの近くに包丁の刃先を差し込みます。
左手でしっかり抑え、包丁の柄をゆっくり下におろします。向きを変え、同様に包丁の刃先をヘタの近くに差し込み、手前に包丁をおろします。底の方が硬いときはゆっくり包丁を抜いて、手で割れば簡単に半分になります。
加熱時間を長くすると、すっとラクに包丁が入りますが、残りのかぼちゃの保存性が落ちるので、あくまで包丁が入りやすくなるよう短時間のレンジ加熱にしています。
また、かぼちゃは種とワタから傷み始めるので、スプーンでかき取り、切り口をラップで包むか、ポリ袋に入れて冷蔵保存します。
かぼちゃの皮の剥き方
ポタージュやお菓子作りには、皮むきというハードルがあります。まずは3〜4センチ幅に切り分けます。包丁を入れる前にかぼちゃが揺れないかを確認し、包丁は力の入りやすい根元を使うことを忘れずに。「皮をむく」と言いますが、「削ぎ落とす」ようなイメージです。かぼちゃを寝かし、皮を削ぐように切り落とします。
厚目に切ることで、ポタージュやお菓子がきれいに仕上がるだけでなく、おまけのおやつが美味しくできます。皮を素揚げにして砂糖をまぶせばできあがり。塩味も人気です。