カボチャが生のままで食べられる?コリコリの美味しい食感、コリンキー!

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コリコリ美味しいnew野菜、コリンキー!

コリンキー

コリンキーと言う野菜をご存知ですか?

2002年に品種改良されて、栽培されるようになった比較的新しい野菜の1つです。コリンキーはサラダカボチャとも言われ、生でも食べられる珍しいカボチャです。今回はコリンキーの特徴と簡単な食べ方をご紹介します。

簡単調理で、手軽に食べられる!

コリンキーは黄色、オレンジ色の皮の色をしていて、大きさは500g~1㎏のカボチャです。カボチャと言っても従来のカボチャとは大きく違い、生食ができます。サラダや浅漬けなどにすると、コリコリとした食感がとても良く美味しい野菜です。他にも炒め物などに加熱調理しても美味しく食べられます。

普通のカボチャは蔓につけたまま完熟させてから収穫しますが、コリンキーはそれとは違い、実が若い状態で収穫します。そのためか、皮も実もあまり固くなく、力を入れなくても包丁で簡単に切り分けることができ、調理がしやすいです。しかも味に癖が無くあっさりとした味なので、自分の好みの味に仕上げることができます。

味に癖がなく、食感も良く生のまま食べられるので、浅漬け等にとてもよく合います。そこで、コリコリとしたコリンキーの食感を活かした簡単な浅漬けをご紹介します。

コリンキーの浅漬け

コリンキー種の取り方

①コリンキーを半分に切って、中の種とワタの部分をスプーン等で取り除く。

皮の部分も柔らかいので、剥かなくても大丈夫ですが、気になる場合は薄く剥きましょう。

コリンキーをスライスする

②切りやすい大きさに切り分け、薄くスライスする。

コリンキーの浅漬け

保存容器や保存袋に切ったコリンキーと浅漬けの素を入れる

コリンキーと浅漬けの素を軽く混ぜ合わせて、冷蔵庫に入れておく。3時間ほどすると浅漬けとして食べられます。

    お好みで細切りの生姜や鷹の爪を一緒に漬けても美味しくできます。その他にも、薄切りにして生のままサラダにしたり、あえ物にしたり、細切りにしてお肉などと炒め物にしても手軽に美味しく食べられます。

    コリンキーは栄養も豊富。

    コリンキーの食べ方

    コリンキーの栄養価は普通のカボチャとも同じで、βカロテンやビタミン類、カリウム、カルシウムなどが多く含まれています。

    収穫の時期は6月から8月くらいまで。まだ新しい野菜なので、スーパー等ではあまり販売されていませんが、地元の野菜直売所等ではよく見かけるので、探してみてください。暑い夏、台所に立つのも億劫なこの時期に手軽に食べられる栄養豊富な緑黄色野菜、コリンキーを食べてみてくださいね。

    文・写真 有限会社榎戸園 榎戸芳