かぼちゃ料理、色々あるけどやっぱり塩煮
甘くてホクホク、お惣菜にもスイーツにも使われるかぼちゃは子どもからお年寄りまで好かれる野菜ですね。保存も効くので、主婦としても嬉しいかぼちゃ。
そんなかぼちゃですが、今回はかぼちゃ料理の中でも基本の料理の塩煮をご紹介したいと思います。塩煮、ただ塩を入れて煮るだけでしょう?と思っているあなたにぜひお届けしたい!
シンプルに見えて実はコツ一つで絶品料理に。なんとなくかぼちゃの煮物を作っていた方、必見です!
かぼちゃの下処理
かぼちゃを切るのって、力が必要で大変ですよね。丸ごとのかぼちゃを切る場合は、2分ほどレンジにかけると柔らかくなって切りやすくなります。
さらに、ヘタの部分に包丁で中心に向かって切り込みを入れていきます。
一周入れていったら包丁の刃元を切り込みに入れ、手首を返すようにグッと力を入れるとヘタがとれます。取れたヘタのところから刃先を入れて半分にします。
丸ごとカボチャの切り方・皮のむき方塩煮を無水で作って、かぼちゃの甘みを引き立てる
かぼちゃの塩煮:材料
- かぼちゃ:1/4
- 塩:ひとつまみ
①かぼちゃを洗って、1.5cm角に切る
②かぼちゃとかぼちゃが上に重ならないようにするために、かぼちゃがひとかけずつ、ちょうど入るサイズの鍋に入れます。(かぼちゃが多くて上に重なると、火の通り方にばらつきが出るため)
NG・・・かぼちゃが重なってしまっている
OK・・・かぼちゃが重ならずに並んでいる
③塩を満遍なくかけ、蓋をして15分おきます。
この工程がとても大事です。塩をかけることで水気が出てきて、かぼちゃ自身の水分で煮ることができます。
塩をかけて15分たったかぼちゃ。水分が出てきているのがわかりますね!
④蓋をしたまま火をかけ、ジュ〜と音がしてきたら弱火にし、15分火にかけます。
⑤15分たったら火を止め、粗熱がとれるまでそのまま蒸らします。蒸らすことで、中まで火が通り、味も染み込みます。
⑥完成!
蓋ですが、無水鍋のようにその鍋と間があかないものが必要となるので、普通の鍋で作る場合は代用品としてアルミホイルを鍋にかぶせて使うのをお勧めします。
いかがでしたでしょうか?
かぼちゃの塩煮3つのポイントは、
- ①火にかける前に塩をかけてかぼちゃの水分を出しておく。
- ②水分が出ていかないように、蓋はぴたっとしたものかアルミホイルで。
- ③蒸らし時間を設けることで、しっとり柔らかく味がしっかり染み込む。
以上の3点に気をつけて、ホクホク甘いかぼちゃの塩煮を楽しんでくださいね。
文・写真 ひださとこ