伊予柑のルーツは山口?伊予柑が食べたい!

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伊予柑のルーツ

伊予柑は「伊予」という名前から、愛媛の柑橘でしょ?と普通は思いますが、本当の本当は、山口県で発見された柑橘だそうです。明治の時代です。
これは私も最近初めて知りました…。しかし、伊予柑が広まり、多く生産され始めたのはやはり愛媛。今では、全国の伊予柑生産量の8割以上を占め、愛媛を代表する柑橘として親しまれています。

温州みかんこそ日本一の生産を誇るのは和歌山ではありますが、その他の柑橘を総合した「柑橘」の生産量は愛媛が一位。ダントツ一位の伊予柑が一役買っているのですね。

伊予柑

松山からフェリーに揺られて巡る忽那諸島。筆者に縁の強い中島を始め、興居島など、伊予柑は忽那諸島で多く生産されています。温暖で日照時間が長く、水はけの良い土の島々は地中海にとても良く似た気候。柑橘栽培には最適の環境なのです。

伊予柑ってどんなみかん?

とにかくジューシー!!じょうのう(薄皮)を剥きながら、果汁が滴り落ちるほどです。酸味が強いですが、実は甘味もあります。このバランスがたまりません。たっぷりの果汁はしっかりとしたじょうのうに守られ、さらにそのじょうのうは厚い外皮に守られています。そのため、いつまでもこのジューシーさが保たれ、長く美味しさが保たれます。

果汁が多いですが、一粒一粒しっかりしているので、実が崩れにくいのも特徴。じょうのうを剥くとぷりっとした美しい身が…。キラキラとした黄色い身は見た目も美しいため、ケーキやタルトなどに使うのもオススメです。甘いスポンジやクリームにインパクトのある酸味と爽やかな香りが加われば、最強のコラボレーションになりますね!

伊予柑の食べ方

外皮を剥いて、じょうのうを剥いて食べる。もちろんこれが一番美味しい食べ方でしょう。けれど、酸味と甘味とほろ苦みのバランスが最高の柑橘、伊予柑の可能性は無限大です。果汁、身、外皮。捨てるところなく楽しめるのが伊予柑のいいところ。

次回はそんな伊予柑のレシピをご紹介して参りたいと思いますのでお楽しみに

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