手作りゆず茶で、あんしん、あったまる。

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冬の柑橘「ゆず」

冬至にゆず湯、正月にはゆずをつかったなます・・・と、冬にあるとなにかとうれしい「ゆず」。料理の主役になることはあまりありませんが、冬の到来を感じさせてくれる柑橘です。冬至を過ぎると価格も下がってきますので、食卓にものぼりやすいですね。

ゆずの黒点は、食べても大丈夫。

冬の柑橘ゆず

ゆずに時々ぽつぽつとついている黒い点。「何かの病気?」と心配になりますが、大丈夫です。これはゆずのかさぶたのようなもの。じつは、ゆずの茎はトゲトゲしています。たわわに実ったゆずの実が風に吹かれると、実がトゲに傷つけられてかさぶたのような黒い点ができてしまいます。

黒い点が多いものは見た目が悪いためか価格も安くなりがち。ゆず茶やゆず湯で惜しげなく使いたい時にはねらい目かも。

手作りだからあんしん。ほっこりあったまるゆず茶の作り方

冬の寒い日には、ほっこりあったまるゆず茶をつくってみませんか。ゆずの小さいのならカップ1~2杯くらいのゆず茶がつくれますし、たくさんのゆずを一気にゆず茶にして一冬楽しむのもいいですね。

ゆず茶の作り方はとっても簡単。

ゆず茶の作り方

1)ゆずをしっかりと洗い、半分に切って種をとります。種をしっかり取っておくと、この後細かく刻む時にスムーズです。

柚茶レシピ

2)ゆずを細かく刻みます。この時、黒い点の部分が硬くて気になるようなら取り除いてもOKです。写真で大きめのゆず1/2の分量。カップ1~2杯目安の量です。

ゆず茶の仕上げ

3)刻んだゆずとそのしぼり汁、砂糖とお好みではちみつを入れ、鍋で煮ます。しっかりと砂糖をまぶしてから煮始めるのがおすすめ。砂糖やはちみつの量はお好みで。ぽかぽかを目指すなら、上白糖やグラニュー糖よりも水あめやきび糖で甘みをつけてください。なお、黒糖はゆずの繊細な香りに勝ってしまうので、個人的にはおすすめしません。

4)ゆず皮の白い部分が透き通ってきたら出来上がり。少量を作る時は鍋から目を離さないように。水分が少なくなった後は一気に焦げ付きやすくなりますので、ご注意を。

ゆず茶

ジャムのように食べることもできますので、トーストに乗せたり、肉料理のソースや料理の隠し味にも使えます。寒い日には手作りのゆず茶で、子どもと一緒に安心してほっこりしてくださいね。