大根の葉は「葉先」と「軸」に分けて使うのがポイント!
葉つきの大根は葉が根(だいこん)から栄養を吸収しようとするので、買ってきたらまずは根と葉を分けます。根は日持ちしますが、葉はすぐに黄色くなっていくので早めに調理したいところ。そこで、冷蔵庫へ入れる前に「葉先」と「軸」(葉が少ない茎みたいな部分)に分けるのがポイントです。
そして、葉先は「菜飯」にするのがおすすめです。軸の部分は端から刻み、ふりかけにしたり、汁物の青みにしたり。かさばる葉を二つに分けることで、新鮮なうちに無駄なく食べ切ることができます。
電子レンジとレンジ加熱可能な保存袋を活用!
菜飯は、大根やかぶ、小松菜などの青菜をさっと茹でて塩揉みし、あたたかいご飯に混ぜてできあがり。難しい工程はないものの「さっと茹でる」このひと手間が、慌ただしい夕飯時には面倒なもの。そこで、茹でる工程を電子レンジにまかせましょう。
さらにもうひと手間省くには・・レンジ加熱する際に器を使わず食品保存袋(冷凍保存・レンジ加熱・袋のまま茹でることもできる食品保存袋)を使います。湯を沸かす手間も、鍋やザルを洗う手間もないので、他のおかずを作りながら気軽に菜飯の下ごしらえができます。
カンタン菜飯の作り方
材料(3合分)
- 葉先の部分:大根1本分
- 塩:小さじ1
- 米:3合
- 白ごま:適宜
作り方
1.大根の葉先はざっと洗い、水気がついたままレンジ調理可能な保存袋に入れる。
2.袋の口は縛らず、ふんわりさせたまま電子レンジで2分加熱する。(600w)
3.取り出して袋の口を開き(湯気注意)、蛇口から水を入れて粗熱を取ったら、袋を上下逆さまにして絞るようにして水気を切る。(保存袋はまだ使用する)
4.まな板に3を取り出し、細かく刻んで保存袋に戻し、塩を加えてふり混ぜる。
5.10分ほど置き、袋の隅をハサミで切り取り、水気をしっかりと絞る。
6.炊き立てのごはんに5を混ぜ、盛り付けて白ごまをふる。
栄養面も優れている大根の葉っぱが手に入ったら、ぜひお試しください。
大根の葉っぱを一気に使い切るアイデア料理