無農薬のレモンは、塩レモンで活用しよう!

総合評価: 4.035 件のレビュー)

無農薬のレモンはどう使う?

愛媛中島から無農薬のレモンが届きました。
レモンは露地栽培のものでも10月頃のフレッシュなグリーンレモンに始まり、長ければ5月頃まで出荷され、私たち消費者も長い期間楽しむことができます。
国産の無農薬レモンはなかなか手に入らないと言われながらも、近年では生産者も増え、少しずつ手に取りやすくなってきました。ドリンクに入れたり、お料理に添えたり、手軽な使い方もありますが、ちょっと量を使って少し手の込んだ使い方をしてみても良いのではないでしょうか?
せっかく「無農薬」なのですから、皮まで美味しく!ということで、今回は日頃のお料理にとても便利な「塩レモン」を仕込んでみました。

塩レモンの材料

  • 無農薬レモン:3〜4個
  • 粗塩:100g
    (大体レモンの重量に対して25〜30%くらい)

塩レモンの作り方

無農薬レモン

1.レモンを洗う

レモンは流水でよく洗い、更に塩で表面を少し揉むようにしてもう一度水でよく流します。水気をしっかり切り、付近で水分を拭き取ります。カビ防止のため、水気はしっかり拭っておきましょう。

レモンを切る

2.レモンを切る

大きなものなら1/8くらい、小さいものなら1/6くらいに櫛形にカットし、さらにそれを半分に切ります。

塩レモンを作る

3.塩レモンを仕込む

煮沸衝動した空き瓶の水分をよく拭き取り、瓶が冷めたらまず底に粗塩を少々敷きます。その上にレモン・粗塩・レモン・粗塩と重ねていき、最後に粗塩を一番上にかぶせ、蓋をします。

4.馴染ませる

このまま2〜3日常温で置くとレモンの水が出てくるので、二日に一回くらい瓶を振って馴染ませます。これを1〜2週間続けましょう。

1〜2週間で使えますが、熟成すればするほどとろみが出てくるので、多めに仕込んで長く使うことをオススメします。塩とレモンが馴染んだら、冷蔵庫で保管します。

塩レモンの使い方は無限大

とてもしょっぱいので、少しずつ使います。大雑把に、一人前のお料理に一欠片を目安に考えてください。今日は使用例として、忙しい時にも美味しくささっとできちゃうパスタをご紹介。

塩レモンを使ったレシピ

塩レモンを使った即席パスタ材料

  • パスタ:100〜120g
  • ニンニク:一欠片
  • オリーブオイル:少々
  • 農家さんから購入したちぢみほうれん草
  • 塩レモン:一欠片

塩レモンを使った即席パスタのレシピ

  • ちぢみほうれん草はよく洗い、切らずにさっと10秒ほどお沸騰した湯にくぐらせ、素早く冷水へ。
  • パスタを茹でている間に、刻んだニンニクを熱したオリーブオイルで少し色が変わるまで炒ります。
  • ほうれん草を一口サイズに切っておきます。塩レモンは細かく刻んでおきます。
  • パスタが茹で上がったら、熱したオリーブオイル&ニンニクのフライパンへそのままIN!加熱しながら素早くほうれん草と塩レモンを投入してパスタに和えます。これで出来上がり!

サーモンやベーコンなどを入れるのも美味しいですが、具材に塩気があるものを使うときは塩加減に気をつけましょう。

他にも、塩レモンをお魚や鶏肉などに漬けて焼いたり、ドレッシングにしたり。鶏挽き肉と塩レモンを合わせて大葉と一緒に包む餃子も美味しいです。
塩レモンの使い方は無限大。
是非多めに仕込んでオリジナルのお料理に挑戦してみてください。