カルシウムだけじゃない!?丈夫な骨にはレモンなどのビタミンCが欠かせない

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丈夫な骨を作るにはカルシウムだけでは足りない!?

丈夫な骨をつくるうえでカルシウムはもちろんですが、ビタミンCが重要な役割を果たしてくれます。少し専門的な話になりますが、骨は、コラーゲンという繊維状のタンパク質からなる結合組織の上にカルシウムなどが沈着して形成されています。このコラーゲンの生成をビタミンCは大いに助けてくれます。

レモンなどに多く含まれるビタミンCは、コラーゲンの生成を助けるだけでなく、弾力のあるしなやかな折れにくい骨をつくります。ビタミンCが十分に身体の中にあれば骨の弾力性は増し、不足すれば骨折しやすい骨になります。丈夫な骨をつくるにはカルシウムとともに、ビタミンCの不足にも気をつけなければなりません。

レモンに含まれるビタミンCでカルシウムを骨にたくわえる

レモンの効能

カルシウムは体重の約2%しかなく、その99%は骨や歯に含まれています。残りの約1%は血液をはじめとする体液や軟組織に保たれ、生命活動のなかで大切な役割を果たしています。血液中のカルシウムが不足すると、骨から溶け出て補うなどして、血液と骨との間を頻繁に行き来しています。骨は、血液中のカルシウムの量を調節して、カルシウムを出したり入れたりしているのです。

カルシウムが不足すると、骨粗しょう症や骨折しやすい状態を招くことになります。さらに、血液中のカルシウムと細胞内のカルシウム量が少なくなるとイライラしやすくなります。
レモンに含まれるビタミンCやクエン酸は、カルシウムが骨にたくわえられるのを助けることができるのです。

レモンには疲労回復の効能も

吸収されたカルシウムを効果的に身体に定着させるためには、適度な運動によって骨に刺激をあたえることで骨に利用されます。運動をとり入れないと尿や汗として捨ててしまうことになります。からだがだるくて運動どころでない人は、疲労回復に一番良く効くレモンをかじるなどして、とり入れてください。そして、適度な運動によって丈夫な骨を作りたいですね。

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