ぬか漬け向きの野菜、ズッキーニ
ぬか漬け作りを始めた皆様、美味しいぬか漬けは出来上がっているでしょうか。
ラシックでは、ぬか漬けを作ってみたい!という方々が、気軽にぬか漬け作りに取り組めるように、ぬか漬けの作り方をわかりやすく紹介しています。
なかなか上手にできない方のために、今回は初心者でも美味しく浸かる野菜をご紹介します。
それは「ズッキーニ」。
ぬか漬けはご存じのように、ぬか漬けとは生野菜をぬか床にしばらく漬けておくだけで、おいしい漬け物になってしまうという魔法のような料理。農家さんの間では、間引きしたメロンや、曲がったきゅうりなど、生では食べられなかったり、売り物にならないけど捨てるのが勿体ない「うり系」の野菜を漬けることが多いそうです。
うり系の野菜で、ぬか漬けの代表格は「きゅうり」ですよね。ただ、きゅうりは水分量が多くて、ぬか床の塩分と反応すると水が出すぎて、ぬか床がゆるくなる恐れがあります。そうすると、乳酸菌が増えすぎて、ぬか床が過剰発酵し、酸っぱいぬか漬けができ原因となります。
きゅうりのぬか漬けは定番!その点、最近人気沸騰中のズッキーニはきゅうりより水分量が少なく、一般的には油と合わせる料理に使われることが多い野菜ですが、うり系の野菜なので、ぬか漬けにも向きます。
お持たせすると褒められる!ズッキーニのぬか漬けの作り方
では、ズッキーニのぬか漬けの作り方をお伝えします。
ズッキーニのぬか漬けの材料
- ぬか床:約lkg分(容量約1.5リットル以上の容器に入ったもの)
- ズッキーニ 2〜4本
ズッキーニのぬか漬けの作り方
1.ズッキーニの下処理
ズッキーニはしっかり洗って水気を拭き、両端のヘタを切り落とす。縦半分、横半分切り、さらに縦半分に切り、1本を8等分にする。
2.ぬか床に漬ける
ぬか床を手で底の方から大きく混ぜる。ズッキーニを加え、ズッキーニが見えないように、ぬか床でおおう。表面をならして、容器の縁や内側についた汚れをペーパータオルで拭き、蓋をする。
待つこと、1〜2日。
トロっとした食感ですが、かみごたえもあるズッキーニのぬか漬けが出来上がります。きゅうりとは全く違った食感で、ちょっとした高級漬け物を食べている気分になれます。
ズッキーニは漬かり具合が足りないとえぐみが残ります。1日後、食べてみて、えぐみが残っていたら、もう1日漬けてください。
ズッキーニのぬか漬けの切り方
せっかく作った高級漬け物を思わせるズッキーニ。出来上がったぬか漬けは切り方を変えて、オシャレに盛り付けてみましょう。
- 1つを長さ半分に切る
- 横に1cm幅のいちょう切りにする
- 斜め1cm幅に切る
切り方を変えるだけで、味わいも変わります。ズッキーニ料理のバリエーションの一つとしても、ぜひ作ってみてください。