楽しくつくりましょ「ごぼうのささがき」

総合評価: 4.035 件のレビュー)

ごぼうの切り方、包丁?ピューラー?どっちを使いますか?

きんぴらごぼうや、サラダ、かき揚げ…
奇麗な「ごぼうのささがき」は、歯ごたえも気持ちよく、料理の美味しさをアップしてくれます。みなさんは包丁で作りますか?それともピューラーでしょうか?2つのやり方を比べてみました。

ごぼうのささがき

1.ごぼうを洗う
意外と迷う方いませんか?ごぼうをどこまで洗ったらいいのか。白くなるまで洗うと、風味が無くなってしまいますのでご注意ください。ごぼうは皮に旨味があるので、たわしで(または包丁の背で)泥を落とすだけにして洗いすぎないでくださいね。

2.ごぼうのささがきを作ります
包丁かピューラーで作ります。どちらもごぼうに縦の切り込みを長さ10㎝くらい入れます。たくさん入れるほど(6〜7回)細いささがきができます。

包丁… 包丁を寝かせるようにして持ち、ごぼうを左右に転がします。

ごぼうの切り方

ピーラー… ピーラーを動かして、ごぼうを左右に転がします。

ごぼうのむき方

水をはったボウルの中に落とします。鉛筆みたいに先端がとがるように削ります。切り込みが無くなったらまた入れて、最後まで、すすめます。

3.アク抜きをする
切ったらすぐにアクが回って真っ黒になるので、水にいれましょう。長くつけていると風味が無くなってしまいます。栄養も逃げてしまいます!5分以上さらさないようにし、ザルにあげて、なるべく早く調理しましょう。ごぼう料理はそのままの色でいいものばかり。蓮根のように酢水につけて、白くしなくても大丈夫です。

ごぼうのささがき、仕上がり感に違いがでました

「包丁」の場合は、厚さ大きさが一定にならないので、歯ごたえの違い(アクセント)が生まれます。「ピューラー」は、均等の厚さ同じ大きさで出来ます。そして早くできます。

ゴボウのささがき

▲向かって左がピューラー、右が包丁


ごぼう

▲向かって右が縦に切り込みを入れなかったものです。笹の形のようになりませんね。
手早くサクサク!と「ささがき」が出来ると嬉しいですね!

カラダよろこぶ「デトックスごぼう鍋」

食物繊維豊富なごぼうは体内の脂肪を排出し、さらに腸の中をきれいにしてくれるそうです。「お腹の中からキレイになる」ことを期待して作ります!

材料
ごぼう2本→ささがきにする(やや厚めに)
鶏骨つきぶつ切り肉300g
せり1束→ざく切り
はくさい1/4個→葉と芯を分けて切る
ブラウンえのき1袋
ねぎの青い部分1本分
生姜薄切り5㎝くらいのスライスを2〜3枚
鶏ガラスープのもと小さじ2杯くらい
酒1/2カップ
塩、こしょう適量
水(あれば、米のとぎ汁)6カップ
山芋適量→皮を剥いてすりおろす

作り方
1.鍋に鶏肉、ねぎの葉、生姜、鶏ガラスープのもと、
酒、水(または米のとぎ汁)を入れて煮立たせる。
2.煮立ったらアクをすくう。
3.弱火でコトコト鶏が柔らかくなるまで煮る。塩、こしょういれる。
4.白菜の芯、ごぼうをいれる。
5.再び煮汁が沸いたら山芋以外の他の野菜を入れる。
6.各自、器によそってまず食べる。好みで山芋をかけて食べる。
(しっかりした山芋は、具をくるむように食べられる)

牛蒡のささがき

ごぼうの風味とせりの爽やかさ…具材が渾然一体と成って作り出す美味しさ。鍋の醍醐味であります。この冬、お鍋でもごぼうの美味しさを、味わってみてはいかがでしょうか?