自宅で簡単に作れる、体にいいごぼう茶!

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体にいい成分たっぷり!ごぼう茶。

自家製ごぼう茶

最近は色々な体に良い飲み物が紹介されて、その種類もとても豊富です。その中でも健康に良いとされているのがごぼう茶です。しかもカフェインレスなので、時間帯や年齢も気にせずに飲むことができます。今回は自宅でも簡単に作ることが出来る、ごぼう茶の作り方を紹介します。

家で簡単に作ってみよう!

ごぼうは食物繊維たっぷりの代表的な野菜です。きんぴらごぼう、炊き込みご飯や豚汁など和食には欠かせない食材の1つです。畑で約4ヶ月かけてゆっくりと育ったごぼうは良い土の香りと、切り方によって変わる食感も楽しめる身近な野菜の1つです。

ごぼうでおもてなし料理に。ごちそうきんぴら

ごぼうに含まれる食物繊維は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の二種類があります。水溶性食物繊維にはイヌリンという成分が含まれ、大腸の運動を活発にしてくれるので便秘の改善などにも効果があるようです。他にもごぼうにはナトリウムを体から排出する作用のある、カリウムも多く含まれています。

そんな体に良いごぼうですが、毎日のように食べるのはなかなか難しいものです。ごぼうは和食には良く使われますが、洋食や中華料理ではあまり見かけません。なので、日々の献立に取り込みにくいのかもしれません。

また、意外に思う方も多いかと思いますが、ごぼうはカロリーと糖質が野菜の中では高い方なのです。ごぼうのよい成分は取りたいけどたくさんは食べられない!そんな時にはごぼう茶にするとごぼうの良い所をとりつつもカロリーは無いので気にする必要もありません。しかもごぼう茶は家庭でも簡単に作ることが出来るお茶なのです。

ごぼう茶の作り方。

ごぼうをタワシなどでこすってよく洗う。皮は剥かなくて良い。

ささがきごぼう

包丁やピーラー等で乾きやすいように薄くささがきにします。

ごぼうを天日干しごぼうを乾燥させる

ザルなどに広げて天日で乾かします。天気が良ければ2日程で乾きます。

ごぼうを炒る

天日で乾かした後、フライパンで(弱火)香ばしくなるまで炒ります。(焦げやすいので気を付けてください)

料理にごぼうを使う時には水にさらして黒くなるのを防ぎますが、お茶にするときは色が悪くなっても味に影響はないので水にはさらしません。香ばしい方が美味しいので、焦げる寸前までよく炒ります。

ごぼうの香りたっぷりのごぼう茶!

ごぼう茶作り方

出来上がったごぼう茶は、ティーポットや急須に適量のごぼう茶を入れて、熱いお湯を注いで長めに蒸らして飲みます。

とても簡単にごぼうの香りが感じられるごぼう茶が出来上がります。ごぼうの香りが強く感じたり、飲みにくい時は冷たくすると飲みやすくなります。

家で作ったごぼう茶ならば、安心して茶殻(?)のごぼうも食べることができます。残ったごぼうにも不溶性食物繊維等の体にいい成分がたくさん残っていますし、そのまま捨ててしまうにはもったいないですから。味噌汁に入れたりして活用してみてください。

自宅でも簡単に作れて、体にも良い自家製ごぼう茶をぜひ試してみてくださいね。

写真・文 有限会社榎戸園 榎戸 芳

栄養を逃がさない「あく抜き」でごぼうを美味しく