みょうがは、しょうがの仲間
昔からの言い伝えで、タイトルのような「みょうがを食べすぎると馬鹿になる」という言葉がありますが、これはみょうがおいしすぎるから食べ過ぎ注意だということかな?と勝手な解釈をしています。それくらい薬味としては万能ではないでしょうか?
独特の風味がありますが、しょうがの仲間で香味野菜です。
「しょうがの仲間だから、食べると身体の芯からあったまるんですよ。」
と教えてくれたのは森の演出家の土屋一昭さん。青梅市で築150年の古民家を拠点に自然ガイドをおこなう自然の達人です。山道を歩けば、食べられるか食べられないかが分かる野生児。みょうがについて、いろいろと教えていただきました。
みょうがの魅力
みょうがは土屋さんの古民家の日陰部分にたくさんありました。みょうがは、根っこで増える野菜で、増殖しやすい特徴があるそうです。
みょうがを食べると、
・身体があったまり血のめぐりが良くなるので、発汗により解毒効果へ。
・香りによるリラックス効果。ひのきと同じリラックス効果があるそう。
・辛み成分が脳に良い刺激を与える。
ということは夏バテにぴったり!
夏みょうがと秋みょうがの違い
みょうがは夏バテにぴったりなのですが、夏みょうがと秋みょうががあり、春もとれてそして多年草だそうです。時期が長く、万能ですばらしい食材ですね。夏みょうがの特徴は7~8月に採れ、水分が少ないのが特徴。秋みょうがは9~10月に採れ、水分が多く粒も大きいのが特徴。色や香りも1番良いそう。暑さのあとなので、水分が多くなるそうです。そして春収穫のものは、秋の芯から出てきたものを収穫。1年中楽しめるみょうがですが、これからの時期が旬。ぜひ夏バテ防止にもあるので、食事にとりいれましょう!
調理師でもある土屋さんのおすすめのみょうがの食べ方もご紹介します。他の野菜との組み合わせも大事なようです。
写真・文: 松田悠/地域環境学習コーディネーター