キャベツの千切り、めんどうですよね
「千切り」得意ですか!?
多くの方は「苦手です〜」なんておっしゃいますが…日本のお母さんの包丁使いは、世界のお母さんから見るとそれはもう立派!なんだそう。だからこそ自信を持って!おうちでも、めざせ!ふんわり千切りキャベツ!とんかつ屋さんの千切りキャベツがなぜあんなに美味しいのでしょう!?それは均一に切られた細いキャベツがふんわり重なって、心地よい歯ごたえを生むから。それでは、「均一」「ふんわり」2つのポイントに着目して…やってみましょう!
キャベツの千切りのコツ
▼まずは、丸ごとのキャベツを真横に切ります。よく見てみると、上は薄い葉が層になっていて、下は芯に向かって厚みがあります。どちらが千切りキャベツにむいているでしょう?
正解は「上」です。ポイントである「均一」感を生み出すのが、キャベツの上部なのです。一方下部は、炒め物やスープなど、火を通す料理にむいています。
▼続いて半分に切り、切り口に沿ってリズムよく千切りにしたくなるところ…
キャベツをちょっと斜めに置いて、切り口の長さを短くします。ここが「ふんわり」のポイント!コックさんではないから、長さのあるものを均一に薄く切るのは難題です。でも、包丁使いがうまいと言われる日本のお母さん!短い物ならある程度均一に薄く切れるはず。
長さは短くても均一に切られたキャベツが重なれば、ふんわり&ほどよい食感が生まれます。
キャベツを切るのが難しくなったら
▼切り進むにつれて、切り口の長さが長くなってしまいます。そこで、再びキャベツの角度をちょっと斜めに置き換えて…切り口の長さは常に短くして千切りを続けていきます。
▼最後のあたりは切るのが難しくなります。だから私はがんばらないで早めにストップ。端っこは味噌汁や野菜炒めに。これも「均一」「ふんわり」につながる小さなコツです。