食卓の味方、小松菜の旬は冬
小松菜はほうれん草より安いことが多く、わが家では葉物をメニューに入れたい時によく登場します。今やスーパーで見ない日はない小松菜ですが、本来の旬は12~2月と冬なのをご存知でしたか?寒さに強い上、霜が降りた後の方が甘みを増します。
そんな小松菜の茹で方を改めておさらいしてみたいと思います。お湯に入れてどれくらいで柔らかくなるのか?シャキッと食べたい人はどれくらい茹でればいいのか?実際に茹でて触感の違いを試してみました。
ゆでる前に小松菜を下処理
美味しい小松菜を選ぶコツですが、まずしなっとしていない元気なものを。葉は厚いもので、色味は綺麗な緑色のものがおススメです。
ゆで方は、はじめに小松菜を洗います。小松菜を洗う時、根元部分が固く閉じていて、中までうまく洗えているか心配なことはありませんか?まず葉を流水で洗い、そのあと根元の部分を茎を数本ずつ開いて根元に向かって流水をかけます。水をためたボウルに根元部分を浸して、少し根元を開いてゆすります。そうすることで、流水だけで落とせない汚れが浮いてきます。
小松菜のゆで方、コツはお湯につける時間
1.お湯を沸かす
水に対して1%の塩をいれた水を沸騰させます。塩を入れることで、栄養が水に流れるのを防ぐ効果があります。
2.小松菜の茎を茹でる
沸騰させたお湯に茎の部分をつけます。5秒たったら葉まで入れて茹でます。
3.小松菜の葉を茹でる
ここからはお好みの触感で秒数を変えてください。
- シャキッと食べたい方
小松菜の葉をお湯につけてから5秒で上げて冷水をかけて熱をとってください。 - シャリっとした感触が苦手な方
小松菜の葉をお湯につけてから7秒ほど、柔らかく食べたい方は10秒以上がおススメです。
いかがでしたでしょうか?思っているよりも早く柔らかくなると感じた方も多いのではないでしょうか?
ちなみに、小松菜は傷みやすく1、2日でしおれてきてしまいます。湿らせた新聞紙などで巻いて立てて保管すれば2,3日持たせることができます。それか水で洗った後ペーパータオルなどで水気をとって冷凍保存もできます。食べやすい長さで切っておけば解凍後すぐ使えて便利ですよ。
上手に保存で美味しく長持ち、小松菜の保存方法天然のマルチサプリと言われる小松菜を食べて、寒い冬を元気に乗り越えましょう!
文・写真 ひださとこ