小松菜をもっと食べよう
青々と瑞々しい冬の葉野菜のひとつである小松菜。最近では一年中見かけるようになりましたが旬は冬、ぐんと寒くなってくるこれからの時期、美味しくなるお野菜です。小松菜には、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEをはじめ、鉄分、カルシウム等、豊富な栄養が含まれています。
また、アクやえぐみが少ないので、下茹での手間がいりません。生でスムージーにしたり、さっと茹でてお浸しや煮びたしにしたり、油との相性が良いので、炒め物にもぴったり。色んな調理法が楽しめる重宝なお野菜なのです。
美味しい小松菜の選び方
新鮮な小松菜を選びコツは
- 葉先までピンとしていて、茎にハリがあるもの
- 葉の裏側が濃く鮮やかな緑色のもの
- 葉がしっかりと分厚いもの
- 茎の色が半透明になっていないもの
葉の色が変色しているものや丸まっているもの、根元が乾燥しているものは、収穫してから時間が経っているので避けた方が良いでしょう。
小松菜の保存法
小松菜は傷みやすいので、新鮮なものを購入し、出来るだけ早く食べ切るのがおすすめです。葉の部分から水分が蒸発してしまうため乾燥に弱く、また水気が付くとその部分から傷んでしまうので気を付けましょう。
小松菜の冷蔵保存
◎軽く湿らせたキッチンペーパーや新聞紙に包み、保存袋(ビニール袋など)に入れて保存します。他の野菜同様、畑での状態に近い方が痛みにくいので、立てた状態で保存しましょう。保存期間は2~3日ほどです。
小松菜の冷凍保存
その1:生のまま冷凍する
◎1~2週間の保存であれば、生のまま冷凍するのがオススメです。小松菜をきれいに水洗いした後、しっかりと水分をふき取り、食べやすい大きさにカットしたら、フリーザーバッグに入れ、冷凍します。この時、しっかりと空気を抜くのがポイントです。加熱調理の際には凍ったまま使えるので便利です。また、フルーツと一緒にミキサーにかけ、スムージーにするのもオススメです。
その2:茹でてから冷凍する
◎2週間~ひと月ほどの保存であれば、さっと茹でてから冷凍しましょう。細かく切ると栄養素が流出してしまうため、まるごと根元から茹でます。ザルにあげ、流水で冷やしてから、しっかりと水気を絞り、食べやすい大きさにカットし、フリーザーバッグに入れて冷蔵します。食べる時はフリーザーバッグに入れたまま、流水解凍します。
栄養満点の小松菜、上手に保存して、美味しくたっぷり食べたいですね。
小松菜の塩もみで栄養そのまま簡単レシピ