風邪の予防にも効く、青ネギ
だしが決め手の関西のうどんに、刻み青ネギを豪快にのせる。
絶妙な相性がなんとも言えない美味しさで、関西でこんな光景をよく見かける季節になりました。香りが高く上品な味わいの昆布とかつおのだしに、ネギの甘みと辛みが合わされば、体の芯からしみじみ温まります。熱が加わることでほのかに香るネギの香りの成分はアリシン。ビタミンB1の吸収を助け、血行促進、疲労回復、殺菌などさまざまな効果と働きがあります。特に風邪のひき始めには効果を発揮するといわれ、熱い味噌汁にたっぷり加えることで発汗を促し、熱を下げ、頭痛を改善すると言われています。
刻んだネギをたっぷり加えて作るネギ味噌
ネギと味噌の組み合わせは日本人ならご承知の通り。刻んだネギをたっぷり加えて作る「ネギ味噌」は、田楽に塗って焼いたり、ごはんのお供としてのせて豪快に頬張るのも美味しい食べ方です。そこで、今回は田楽風にシイタケの裏側にこんもりのせて食べる「椎茸の青ネギ味噌焼」を紹介します。
ネギ味噌をたっぷり使った、椎茸の青ネギ味噌焼き
椎茸の青ネギ味噌焼き材料
青ネギ 1束分・椎茸 15個
=調味料=
味噌 大さじ3
酒・みりん・砂糖 各大さじ1
椎茸の青ネギ味噌焼きの作り方
1.青ネギは根を切り落とし、端から小口切りにする。椎茸は軸を切り落とす。
2.トースターの網に椎茸の裏側を上に向けて広げる。青ネギと調味料を合わせ、ネギ味噌を作る。
3.椎茸の裏側に均等に味噌をこんもりのせ、トースターでこんがり色がつくまで焼く。
最後にひと手間かけて!白ネギの白髪ねぎを作って、添えてみました♪
白ネギのみじん切りでも代用できますが、青ネギを使うとより彩りが綺麗で食卓が華やかになります。お好みでゴマを振って、滋養と香りを加えたり、椎茸以外にも厚揚げやふかしたジャガイモにのせて焼くのもおすすめです。寒い季節を風邪をひくことなく、乗り越えられるよう、このレシピを食生活から気をつけていきましょう。