さつまいもの皮の活用法

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さつまいもの皮の活用法

さつまいも

12月に入り、そろそろお正月料理が気になる時期なりました。おせち料理の定番「栗きんとん」は、小さなお子さんからご年配の方まで幅広い層に人気です。ご家庭で手作りされる人も多いのではないでしょうか?「栗」きんとんと言いますが、ほくほくのさつまいもがたっぷりの体に優しい料理なのです。栗きんとんを作る際には、さつまいもの皮はしっかりと厚めにむきます。このむいた後のさつまいもの皮、皆さん、どうしていますか?

実は、実よりも栄養価が高い!?

さつまいもの栄養価と言えば、やはりビタミンC&食物繊維。これはきっと皆さんのイメージ通りですね。そして、意外なのはカルシウム。なんとカルシウムはいも類でNo.1を誇る含有量なのです。実はこの三つの栄養素、なんと実よりも皮の方に多く含まれています。カルシウムにおいては、なんと5倍を超えるそう!

また、あの皮の赤紫色はポリフェノールの色。アンチエイジング効果抜群の抗酸化成分アントシアニンや、脂肪燃焼効果が高くダイエットに効果的なクロロゲン酸も含まれているのです。健康&美容効果を期待できるさつまいもの皮、これは活用しない手はありません。

栄養満点。さつまいもを手軽に美味しく食べるために

さつまいもの栄養を余すことなくいただくためには、皮も美味しく食べるのが一番。さっそくさつまいもの皮を美味しく食べる調理法をお伝えします。さつまいもの皮を美味しく食べるには、せっかくの皮の歯ごたえを楽しむ食べ方がおすすめです。厚めにむいた皮を5ミリほどの幅にカットし、油でさっと炒めます。みりん(砂糖)と醤油で味を整えたら、きんぴらの出来上がり。箸休めにもぴったりの副菜です。冷めても美味しく食べられるので、お弁当に入れるのも良いでしょう。また、玉ねぎや季節の野菜と一緒にさっくりとかき揚げにしても。揚げたてのあつあつをうどんや蕎麦にのせたり、どんぶりにしても美味しく食べられますよ。

さつまいもの優しい甘さはお子さんの普段のおやつにもぴったりです。皮を適当な大きさにカットし、余分な水分を取ってから高温でからりと揚げると、さつまいもの皮チップの出来上がり。塩やごまをふったり、熱々のチップにバター&砂糖を絡めても。ついつい手が伸びる後を引く美味しさは、お酒のお供にもなりそうです。

蒸して美味しいさつまいも