さつまいもご飯の秋のお弁当

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下ごしらえが簡単なさつまいもご飯

さつまいもごはんのお弁当

秋も深まってまいりました。秋は炊き込みご飯のおいしい季節、この時期に食べたいさつまいものご飯と秋の味覚の簡単おかずの献立のお弁当を紹介します。

さつまいもご飯は実はとても簡単。栗のように硬い皮を剥く必要もありませんし、さつまいもとシンプルな調味料で炊飯器ひとつで作ることができます。そしてお芋は柔らかになるので、ご飯との馴染みのいいのも特徴です。

さつまいもの炊き込みご飯作り方

材料(4人前)

  • 米:2合
  • さつまいも:200g
  • 酒:大さじ2
  • 塩:小さじ1
  • 昆布:4~5㎝

1.米は洗って30分浸水させておく。

さつまいもを切る

2.さつまいもは皮をよく洗って、1口大に切る。水に10分程度さらしてあくを抜く。

3.炊飯器にお米を入れ、2合の水加減をし、大さじ2の水を減らし、酒、塩、昆布を入れる。調味料をいれたら全体を混ぜ合わせる。

炊き立てさつまいもご飯

4.水気を切ったさつまいもを乗せて、炊飯器のスイッチを押す。ご飯が炊けて蒸らしたらさつまいもを崩さないように混ぜる。好みで胡麻をかけていただく。

さつまいもの切り方で味わいも変わる

さつまいも

今回はさつまいものほくほくとした食感、甘さを味わっていただきたいので大きめに切っています。一口大というとだいたい1辺が3㎝位。大きく切ることでじっくり時間をかけて蒸されているので甘みがましてさつまいもの魅力が味わえるのです。

いちょう切り*にするとご飯に全体に馴染んだやさしい味わいになります。これはお好みなので、それぞれの切り方、大きさで作っていただくといいと思います。

*いちょう切り:放射状に4等分に切り、端から等間隔に切っていく切り方。

秋の味覚と一緒に詰めて

さつまいもご飯はほのかに甘くやさしい味わい。ほのかな昆布のうま味と塩味がさつまいもの甘さによく合います。おかずは旬の鮭を合わせて。ポン酢に柑橘を加えて手軽な幽庵焼きにしました。

そしてやはり秋に食べたいきのこ、しめじと小松菜のお浸し。桜エビ入りの玉子焼き。特別な材料を使わずに秋らしいお弁当になりました。行楽シーズン、お弁当を持ってお出かけもいいですね。

写真・文 三木れいこ 野菜ソムリエ・料理家