ブロッコリーの切り方、ご存知ですか?
日本では、秋から春先にかけて収穫されるブロッコリー。アメリカなどの海外からも輸入されているので通年安定して流通しています。副菜やお弁当にと活躍の場が多い野菜ですね。ビタミンCや葉酸が非常に豊富で、疲労回復や風邪予防などの効果も期待できます。抗ガン作用が期待されるファイトケミカルの一種であるスルフォラファンが含まれていると言われ、話題にもなりました。
そんなブロッコリーですが、房を傷めず、茎も調理に使えるようにする切り方があります。なんとなく切ってはもったいない!一度知ると便利ですよ。
ブロッコリーの切り方
房の切り方
①ブロッコリーを軽く水洗いをして、茎についている細い葉をとる。
②茎が枝分かれしている根本のあたりに包丁をいれる。
③切り分けた房の根元を切り離して小さい房に分ける。つぼみごと切るとポロポロとつぼみが崩れてしまうので根本のみ切り離す。
④小房をもう少し小さくしたい場合は、茎のほうのみ切れ込みを入れて、そこから割くと綺麗に割けます。※茹でたときに熱が均等に伝わるので、大きさを揃える。
茎の切り方
固い茎の部分ですが、皮をむけば房同様調理に使えます。アスパラのような感触で、房部分が苦手な人も食べれるかもしれません。
A
①茎をまな板に立てて、真上から、皮をそぐようなイメージで包丁を入れていく。または大根のようにぐるっと皮をむきます。
②皮を取り除いたら、薄く切っていく。
B
①沸騰させたお湯の中に茎をいれる。
②2分ほど茹で、冷水につけ、皮の部分を剥いていく。
③皮を取り除いたら、薄く切っていく。
ブロッコリーの茎、捨てずに使おう!
実は、ブロッコリーの茎にはつぼみの部分よりもビタミンC,食物繊維、カロテンなどが豊富に含まれているのです!スープや炒め物、ふりかけやきんぴら、離乳食など色んな料理に使えます。
いかがでしたでしたか?国産のブロッコリーが出始めたこの時期。房の部分も茎の部分もご紹介した切り方で、美味しく食べてくださいね。
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