ぬか床を作り始める時期はいつが最適!?

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ぬか床を作るのに適した時期っていつぐらい?

昔は代々家に伝わるぬか床があったり、当たり前のように各家庭にはぬか床があったりしました。しかし、今はなかなか代々伝わるぬか床があるおうちは少ないですし、ぬか床があるおうち自体が少なかったりしますよね。それでも食事を食べに行ってぬか漬けが出されると何だかホッとした気持ちになれるから不思議です。

ぬか床を作る時期

できたらぬか漬けを自分でも作れたら良いなと思って材料を揃えて漬けてみたものの、何だか違う・・・という経験をされた方は結構いらっしゃるかもしれません。その何だか違うと思った理由は、もしかしたらぬか床を作った時期かもしれませんよ。実はぬか床にも作るのに適した時期というのがあるんです。今回はそのぬか床を作る時期はいつが最適なのかをご紹介したいと思います。

ぬか床を作るときには発酵させる必要がある

ぬか床は、ただぬかなどの材料を混ぜてすぐにできる訳ではありません。ぬか床に野菜を漬けて美味しいぬか漬けが食べられるようになるまでには、きちんとぬか床を発酵させる必要があるのです。ぬか床を発酵させるのに一番適した温度は20度~25度ぐらいだと言われています。その気温になってぬか床を作るのに最も適した時期と言われているのが夏前なのです。

冬場でもぬか床を作ることができますが、発酵するまで3か月ぐらいかかってしまいます。しかし夏前なら1か月ぐらいでぬか床が発酵してくれるのです。
材料を混ぜてから美味しいぬか漬けを漬けられるぬか床ができるまで、今の時期ならそんなにかからずにできてしまうんですよ。

夏前にぬか床が作れなかった場合、ぬか床を作るのに適した時期は?

夏野菜は特にぬか漬けにすると美味しいので、夏前にぬか床を作るのが理想的です。もしそれ以外の季節になってしまう場合は、秋口になってきてからが良いでしょう。基本的に20度~25度がぬか床の発酵に理想の温度だということを覚えておいてください。そして、1日1回は混ぜるということも忘れずに。

栄養満点の美味しいぬか漬けがあれば、食欲がなくなりがちな暑い夏の時期でも元気に過ごすことができそうですよね。これから迎える本格的な夏に備えて自分のぬか床を作ってみるのはいかがですか?

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