ぬか漬けの効能とは?含まれる栄養素は主役級

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野菜のぬか漬けはもっと評価されるべきもの

ぬか漬けの栄養

野菜のぬか漬けは、日本食には欠かせない食べ物です。一昔前までは、必ずといって良いほどぬか漬けは食卓に上がっていました。でも時が経つにつれ、ぬか漬けが日本の食卓に上がることは減ってきてしまいました。

ぬか漬けは多少手間がかかるので、おうちで漬けることが減ってきてしまったのも要因のひとつかもしれません。必ずしも食文化の変化によってぬか漬けが敬遠されるようになった訳ではなく、食べたら美味しいと感じることは変わりませんが、でも何となくぬか漬けというと昔からある食べ物なのでその存在が少し過小評価されている感も否めません。

ぬか漬けというと、ごはんのお供みたいな感じで、そっとごはんの脇に添えられている印象があるかもしれませんが、ぬか漬けは本来もっと評価されるべきものなんです。

脇役なんて失礼、ぬか漬けに含まれる栄養素は主役級

ぬか漬けは、お米を玄米の状態から白米に精米するときに出てくる“米ぬか”を使って作られます。玄米がカラダに良いと言われていることからもわかるように、その米ぬかにはたくさんの栄養素が含まれています。

その栄養素とは、ビタミンB群、ビタミンA、ビタミンE、ナイアシン、食物繊維、たんぱく質、カルシウム、リン、鉄分など。ただこれだけ栄養素が含まれていてもビタミンCは残念ながらぬかには含まれていません。でもそれを補ってくれるのが、ぬか漬けにする野菜。野菜にはビタミンCがたくさん含まれていますよね?野菜の持つそもそもの栄養素に、ぬかに漬けることによってさらにぬかの栄養素がプラスされます。

ぬか漬けは脇役になるにはもったいないぐらい、主役級の栄養があったんです。

植物性の乳酸菌なども豊富

ぬか漬けには植物性の乳酸菌や酵母菌などが含まれています。発酵食品はカラダに良いと言われていますが、ぬか漬けも発酵食品ですので例外ではありません。ぬか漬けに含まれている乳酸菌は、生きたまま腸に届いてくれるので、便秘解消の効果が期待できたり、腸内環境を整えてくれたり、活性酸素の除去や免疫力アップにも一役買ってくれると言われています。

いかがでしたか?ぬか漬けにはこんなに栄養があったんですね。サラダも良いですが今までの野菜の食べ方のバリエーションにぬか漬けも取り入れてみると良いかもしれませんよ!