試してみて!鮮度あるとうもろこしならグリルで。
ふさふさ頭のとうもろこしが出始めましたね。汗をかく季節に湯気の上がったとうもろこしをアツアツっとほおばるのは夏の醍醐味ではないでしょうか。とうもろこしは鮮度が命。気温の変化に敏感で高温になると糖分がエネルギーとして使われてしまうから甘みが落ちてしまうそう。だから朝に収穫しその日のうちに出荷されるそうです。
そんな新鮮なとうもろこしは生でも美味しい。でも加熱するともっと美味しい!
茹でるのが主流ですが、魚焼きグリルを使う方法もお試しください。
新鮮なら、グリルで蒸し焼きすると、すっくと夏の日差しを浴びるとうもろこしの生きた美味しさが味わえます。
とうもろこしは皮付き、皮なし、さてどっち?
魚焼きグリルを予熱している間に下準備をします。
必要なのはアルミホイルだけ。
さてここでクエスチョン。
皮をとって包むか。
皮付きのまま包むか。
どっちが美味しく出来るのでしょうか?
———わからないから2つを比べてみよう!!
中火で約20分。
途中、10分程たった時にくるっとひっくり返し火のあたりに気を配りました。
火を止めて5分程庫内で余熱蒸し。
できました!
比べてみると…見た目はかわりませんね。
ところが食べてみると…あれ?違う!
皮付きのほうがシャクっ!とした新鮮な歯ごたえと、とうもろこしの甘みに葉の旨味が加わってしみじみとした味わいに———
とうもろこし感を満喫するなら、皮付きで焼くことをおすすめします!
超とれたて。世田谷産のとうもろこし
このとうもろこしは東京都世田谷区の喜多見産。世田谷区は都内にありながらも畑の面積が比較的多く、農家さんとお客さんの距離が近い街。超採れたてを頂けるのはありがたいですよね。世田谷産を売る八百屋さんではこの時期、とうもろこしが大人気です。店頭に並んだうちからなくなってしまうとか。なにしろ朝採れは瑞々しく甘く別格ですから。
とうもろこしシーズンは始まったばかり。ぜひ美味しく夏を召し上がってください!
(文・写真・イラスト/ほしまさみ)