スイートコーン!?トウモロコシの品種 <とうもろこし入門>

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トウモロコシには色々な種類があった!

世界各地で食べられているトウモロコシ。地域によっては主食としているところもあります。日本でも食事やおやつに食べられていて、おなじみの食材ですよね!トウモロコシはお米や小麦と同じぐらい古い歴史があります。年々交配や改良がされていき、今ではたくさんの品種が出てきています。私たちが普段食べているスイートコーンという種類のトウモロコシだけでも、3つの種類に分かれているほど。
今回は数あるトウモロコシの品種の中から、代表的なものをいくつかご紹介していきたいと思います。

スイートコーンの3つの品種ってどんなトウモロコシ?

トウモロコシ

私たちになじみの深いスイートコーンは、甘味種とも呼ばれていて、基本的にどの品種も甘みが強めなのが特徴です。ゴールデンコーンは、黄色粒種と呼ばれていて、全体的に濃い黄色の粒が並んでいるトウモロコシです。茹でてそのままいただいたり、とうもろこしご飯にしていただいたりする機会が多いトウモロコシです。

失敗しない!美味しいトウモロコシのゆで方

シルバーコーンは、白粒種と呼ばれていて、ゴールデンコーンよりも色が薄く、白っぽい色をしているのが特徴です。小粒でつやがあり、皮が柔らかい品種です。甘みが強いので、サラダに向いているトウモロコシです。

バイカラーコーンと呼ばれる種類は、黄色粒種と白粒種を掛け合わせて作られたトウモロコシです。黄色と白色の割合が3対1で入っているので、バイカラーコーンと呼ばれています。甘みが最も強く、多く見かける品種です。バイカラーコーンの中には、黄色、白色、紫色と3色からなるウッディーコーンと呼ばれるトウモロコシもあります。こちらも他の種類同様甘みが強いのはもちろん、こくと風味が豊かなのが特徴です。糖度の低下も緩やかなので、収穫に適した期間が長いトウモロコシでもあります。

ベビーコーンも立派なトウモロコシの仲間!

ベビーコーン(ヤングコーン)も立派なトウモロコシの種類のひとつです。名前の通り、トウモロコシの赤ちゃんのこと。スイートコーンを育てる際、通常は1本の株から2本のトウモロコシを収穫しますが、必ずしも2本決まって実がなる訳ではありません。3本以上の実がなることはしばしば。そうなると3本目以降は摘果(てきか)をしなければいけません。その摘果をした際に収穫できたのがベビーコーンとなのです。柔らかくて丸ごと食べられるベビーコーンは、サラダや炒め物によく合います。

いかがでしたか?今回はトウモロコシの品種についてご紹介しました。
ひとつの品種からさらに細かく種類が分かれるトウモロコシ。思っているよりずっと奥が深い食材なのかもしれませんね!