トウモロコシの味を残す方法は?農家さんに聞いてみよう
せっかくこの時期に手に入った皮つきの朝もぎのトウモロコシを1番美味しく食べたいですよね。でも、ゆでる、蒸す、焼くなどいろんな方法があるので、つい迷ってしまいます。普段は茹でることが多くてお鍋にお水を入れて、皮ごとトウモロコシを入れています。
失敗しない!美味しいトウモロコシのゆで方この方法が一番シンプルで、美味しいと思っていましたが、トウモロコシを育てている香川県の臼杵英樹さんのところでは、収穫したトウモロコシは、レンジを使って調理するそうなんです。レンジってとてもお手軽な方法ですよね。「レンジを使うことで、トウモロコシの旨味や甘みが水に流れることもないので、素材の味を一番感じられるのでオススメ」と臼杵さんに教えてもらいました。収穫したばかりのトウモロコシを一番美味しく食べられる方法がレンジを使う!レンジの次のオススメは蒸す方法とのこと。さっそく試して自分好みを探すことにしてみます。
トウモロコシが美味しく感じるのはどれ?
トウモロコシは生鮮野菜
トウモロコシは鮮度の低下が早い野菜なので、皮は調理するぎりぎりまでつけておくことをオススメします。皮がトウモロコシの美味しさを保ってくれます。
農家さんが1番オススメ!とうもろこしをレンジで食べる方法
準備するもの
- トウモロコシ:3本
- ラップ:適量
- 塩:小さじ1
- 耐熱皿(レンジに使用できるもの)
- レンジ(今回使用したレンジの出力1000W)
下処理
- トウモロコシの先(ひげの部分)と茎を包丁で切ります
- 調理する直前に、皮は全部きれいに取り除きます
- トウモロコシに塩を手で軽く全体にうすくぬりつけます
- ラップでトウモロコシを包みます
下処理ができたらトウモロコシをレンジに入れます
1.皿の上にトウモロコシを並べます
2.レンジで5分
3.出来上がったら、自然に冷めるのを待ちます
4.冷めたらラップを外してください(熱いので注意してくださいね)
これで出来上がりです!
レンジを利用する時間の目安
レンジでの調理の際には、レンジの出力や一度に調理するトウモロコシの本数で加熱時間が異なります。例えば今回トウモロコシ3本を1000Wで5分。レンジが500Wですと約倍の9~10分必要になります。1度に入れるトウモロコシは3本程度が適量です。
農家さんが2番目にオススメする方法は!トウモコロシを蒸す
準備するもの
- トウモロコシ:3本
- 水:1L
- 蒸し器
- 塩:小さじ1/2ほど(お好みで調整)
下処理
- トウモロコシの先(ひげの部分)と茎を包丁で切ります
- 調理する直前に、皮やひげ根は全部きれいに取り除きます
トウモコロシを蒸す
1.蒸し器の下段(鍋部分)に水を入れて火に蒸し器をかけます
2.沸騰してきたら、蒸し器の上段にトウモロコシを並べてフタをします
3.そのまま5分蒸します
4.いったんフタをあけて、トウモコロシ全体に塩をふります
トウモロコシはとても熱いのでトングなどを使って、裏返しながら塩をふっていきます
5.再度ふたをして、30秒~1分程度蒸します
6.トウモロコシが手で持てるぐらいになったらお皿に移してください
これで出来上がりです!
レンジを使う方法、蒸し器で蒸す方法のどちらもトウモロコシ本来の香りと甘みが感じられました。風味を感じながら、手軽に美味しく食べられたのは、やっぱり臼杵さんオススメのレンジを使う方法。一度にたくさんのトウモロコシを調理したいときは、蒸し器を使う方法が便利です。今年の夏はいろんな方法で生のトウモロコシを食べながら、ご家族の好みの味を見つけてみませんか?