知ってる?料理に合わせた様々な玉ねぎの切り方

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一年中手に入る、私たちの食卓の味方の玉ねぎ

スーパーで新玉ねぎを見かける季節になってきましたね。玉ねぎに関しては、通年棚に並んでいて、いつでも購入できます。カレーにサラダ、酢豚になど玉ねぎが入っている料理の数は数えきれないほど!それほど私たちの身近にある玉ねぎですが、様々な切り方があるのはご存知ですか?

しかも、切り方を変えることで食感や辛味もコントロールできちゃいますよ!今回は、切り方とその切り方でのおススメ料理をご紹介します。

玉ねぎの切り方

料理に合わせた玉ねぎの切り方

まず、根元を下にして、玉ねぎを縦に切ります。根元の茎の部分を三角になるように切れ込みを入れて取り除きます。ここまではすべて同じです。

玉ねぎカット

くし切り

半分にした玉ねぎの切り口を上にして、根の部分を手前にします。中心に向かって4等分にします。肉じゃがやカレーなどの料理によく使われます。

玉ねぎの櫛切り櫛切り

角切り

半分にした玉ねぎを下にして、根の部分を手前にします。目安として縦に4等分、横に3等分、1cm角に切れ目を入れます。煮崩れしにくいので、スープや炒め物などにおすすめです。

玉ねぎの角切り角切り

薄切り

薄切りには繊維に沿って切る方法と、繊維を断つようにして切る方法の2種類切り方があります。

まず、繊維に沿って切る方法です。半分にした玉ねぎの切り口を下にして、根の部分を手前にします。繊維の筋に沿って2~3mmに切っていきます。

薄切りの方法

繊維に沿って切ることで、シャキシャキとした食感が残り、玉ねぎ本来の辛さも楽しめます。玉ねぎの辛み成分は揮発しやすく水に溶けやすい特徴があるので、流水につけて15秒ぐらい揉むと辛味が抜けて食べやすくなります。

次に、繊維を断つようにして切る方法です。
半分にした玉ねぎの切り口を下にして、根の部分を左側にします。繊維の筋に対して垂直に、2.3mmに切っていきます。

玉ねぎ薄切り

繊維を断つことによって、柔らかい食感になり、辛味も抜けやすくなります。

薄切りの方法玉ねぎ薄切り

薄切りはサラダやマリネ、炒め物などにおすすめです。

みじん切り

半分にした玉ねぎの切り口を下にして、根の部分を奥にします。奥まで切らないように細かく切れ込みを入れていきます。根の部分を左側にして、手で上から抑えながらまな板と平行になるように下から切れ込みを入れていきます。そして端からまな板に対して垂直に細かく切っていきます。ハンバーグやコロッケ、ソースなどに使います。

玉ねぎのみじん切り玉ねぎみじん切り玉ねぎみじん切り玉ねぎのみじん切り

輪切り

玉ねぎの根の部分と芽の方の部分を切り落とします。繊維を断つようにして包丁を入れていきます。歯切れがよく、口当たりがよいのでバーベキューの時のように焼いたり、フライなどにおすすめです。

玉ねぎ輪切り

便利!使う分だけ使える冷凍保存

用途別に切っておいて、小分けにして冷凍保存をするのもおススメです!使いたい時に使いたい分だけ出して使えますし、冷凍することで繊維が壊れて火が通りやすくなります。是非、玉ねぎが安かった時やもらったときにやってみてくださいね。

写真・文 ひださとこ