白菜の下処理、扱い方の基本中の基本。

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白菜は1株2kg以上、どうする下処理!

白菜は、西洋のキャベツに対して、東洋を代表する野菜です。旬は晩秋11月末から、立春を過ぎた2月頃まで。寒さが厳しい中で育つ白菜は、身を守るために糖分を蓄え、霜にあたると繊維がやわらかくなり風味も増します。1年中出回っている白菜ですが、旬の時期に収穫を迎えた白菜は1株2kg以上あり、買って帰るのと重たいことからスーパー等では半切りや1/4カットにされて売られています。白菜を買われる場合、実は丸ごと1株を選ぶ方が切り口から色が変わったり、しなびていくこともないため、外葉からはがしながら使っていくとかなり長持ちします。せっかく美味しくて健康的な野菜が旬を迎えているのに、丸ごと買って食べない手はないですよね。そこで気になるのが、白菜をどう切り分けるのか。についてです。

切りにくい!?白菜を簡単に下処理する方法

家庭にある包丁は短くて白菜を切りにくいと思いがちですが、実は根元に切り目を入れるだけ、力いらずで分ける方法があります。

白菜下ごしらえ-min

▲ 切り目の目安は白菜の根元の方から高さ1/3くらい、包丁で十文字に切れ目を入れます。

白菜下処理-min

▲ そして、切り目に両手の親指を指し込み、そのまま葉先のほうに向かって裂くように手で開いていきます。

白菜の扱い方

▲ そうすると、葉っぱがバラバラにならずに均一に分かれて、その後何の料理をする場合も大変調理しやすくて便利です。

白菜は外側と内側で味が違う

白菜を料理する上での楽しみは、外側と内側の味の違いです。白菜の内側はの甘さがぎゅっとつまっており、1/4カットされた白菜を丸ごとオーブンで焼いたりするとうまみや甘みが凝縮され、1人でも完食できるほど食べやすくなります。旬の時期だからこそ楽しめる味わい、ぜひ白菜1株を手に入れて、あらゆる方法で使い切れるよう試してはいかがでしょうか。